ヒロの残日録 

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「終活はしていません」黒柳徹子、浅丘ルリ子、松原智恵子が語る

2022年04月14日 | 日記
  NEWSポストセブン4/14配信より抜粋転載

「終活はしていない」と語る黒柳徹子、浅丘ルリ子、松原智恵子さん。
生前整理やエンディングノートをはじめとした終活がブームみたいになっているが、
三人は「何にもしていない」公言している。

宗教家・ひろさちやさん(85才)も終活ブームに懐疑的だ。
「私もいまは同居している家族がいますが、もし今後ひとり残されて寝たきり老人になったとしても、
そのまま何もせずにぼんやりと死んでいきたいと思っています。
ひとり暮らしの人から『何も準備しなければ遺体はどうなるのでしょうか?』と
相談されることもありますが、それは行政の仕事。ちゃんと税金を払ってきたのだから、
胸を張って任せておけばいい。
仏教の世界でも、お釈迦様は『死んだ後のことは仏様が面倒を見てくれるのだから、
生きている間にどんな行いをするのかが大切だ』と説いています」

終活が心身に悪影響があると断じるのは、精神科医の和田秀樹さんだ。
「生前整理のために思い出の詰まった品を捨てたり、葬式で恥をかかないために準備したりと、
終活の内容のほとんどは自分のためというよりも死後、周囲から後ろ指をさされないためにする、
後ろ向きなものがほとんどです。
エンディングノートを書いているうちに、まるで人生の店じまいをしているような気持ちになって、
精神的に落ち込むという人もおり、必ずしもポジティブな活動とは思えません。
死ぬ間際のことばかり意識して買い物や食事などいまある楽しみを制限したりすると、
ストレスがたまってかえって体に悪い。それよりもいまの生活をどう充実させるかに目を向ける方が、
ずっと健康的でいられるでしょう」(和田さん)

残された家族のために取った行動がかえってあだとなるケースもある。
相続・終活コンサルタントの明石久美さんが言う。
「特にトラブルが起こりやすいのは断捨離で、遺族たちが取っておいてほしかったものまで捨ててしまい、
もめるケースは少なくありません。資産価値のあるものや、アルバムや日記など残された家族にとって
大切だと推測されるようなものは、周囲に確認してから手をつけるべきだと感じます」
コメント (2)
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