Yahooニュースより
今年1年間の出生数が初めて70万人を割る公算が大きくなった。
厚労省が5日公表した人口動態統計によると、2024年上半期(1~6月)に
生まれた赤ちゃんの数は、前年同期比6.3%減の32万9998人にとどまった。
価値観の多様化で未婚・晩婚傾向が進んだことに加え、新型コロナ禍で
結婚や出産を控える人が増えたことが少子化に拍車をかけたとみられる。
政策研究大学院大学の松谷明彦名誉教授は、
少子化ではなく死亡者数の急増こそが、現在の人口減少の主因。
*日本で死亡者数の増加が顕著になったのは、1980年代半ばぐらい
から。ベビーブームの世代が高齢化し、寿命を迎え始めたからである。
そして、そのベビーブームの後には戦後のベビーブームが控えている。
したがって、この死亡者数の大幅な増加は、2040年ごろまで続く。
「出生率低下の原因は、子育て環境が悪いからではなく、結婚する女性の
割合が減ったことにある」という。
国勢調査のたびに厚労省が発表している50歳時の未婚割合(生涯未婚率)
をみても、結婚する女性の割合が減っていることは裏付けられている。
つまり、急激に進む出産適齢期の女性人口減少である。
今年1年間の出生数が初めて70万人を割る公算が大きくなった。
厚労省が5日公表した人口動態統計によると、2024年上半期(1~6月)に
生まれた赤ちゃんの数は、前年同期比6.3%減の32万9998人にとどまった。
価値観の多様化で未婚・晩婚傾向が進んだことに加え、新型コロナ禍で
結婚や出産を控える人が増えたことが少子化に拍車をかけたとみられる。
政策研究大学院大学の松谷明彦名誉教授は、
少子化ではなく死亡者数の急増こそが、現在の人口減少の主因。
*日本で死亡者数の増加が顕著になったのは、1980年代半ばぐらい
から。ベビーブームの世代が高齢化し、寿命を迎え始めたからである。
そして、そのベビーブームの後には戦後のベビーブームが控えている。
したがって、この死亡者数の大幅な増加は、2040年ごろまで続く。
「出生率低下の原因は、子育て環境が悪いからではなく、結婚する女性の
割合が減ったことにある」という。
国勢調査のたびに厚労省が発表している50歳時の未婚割合(生涯未婚率)
をみても、結婚する女性の割合が減っていることは裏付けられている。
つまり、急激に進む出産適齢期の女性人口減少である。