先日ぴーちさんのブログでシートベルトについて書かれてたので、
こちらでもいつか書こうと思ってた話をします。
いつもと違って写真はちょっとで文章メインなのでヨロシクです。
ノ~テンキな母ちゃんも
たまには頭をつかって、考えてるようです。
聞いてやってください。
後部座席のシートベルトも義務化されて約1ヶ月。
ご近所さんたちを乗せることも多いぽん母の車でも、
慣れない後部座席用シートベルトと格闘してるおばちゃんズが、ちょっと笑えます。
「シートベルトなんて窮屈だし面倒くさい」と思ってる人も多いかもしれませんが、ぽん母はこれが義務化されて良かったと思ってるひとりです。
20年以上前のことです。
友人のお父さんが出張先の北海道でタクシーに乗ってたところ、センターラインを越えてきた車が衝突してきました。
助手席側の後部座席に座ってた友人のお父さんは、衝突の衝撃で体が浮き上がり頭からフロントガラスを突き破って、車道に投げ出されました。
幸いにも一命は取り留めたものの、何度かの大手術にリハビリとで、本人はもちろん友人家族もとても苦労され、元の生活に戻るまで数年かかったそうです。
ほかにも、中央道で自動車が横転する事故が発生しました。
シートベルトをしてなかった助手席の奥さんは車外に投げ出され死亡、奥さんの膝の上で抱っこされてた愛犬も、高速道路上を逃げ回ったすえ数キロ先で轢かれていたそうです。
どちらにも共通して言えるのは、シートベルトさえしていれば助かったんです。
友人のお父さんの事故では、シートベルトをしていた同乗者たちは1ヶ月程度の怪我だったそうですし、中央道の事故もシートベルトをしていた運転手だけは軽症でした。
車外に投げ出されたワンコだってお膝の上ではなくクレートに入れたり、リードなどで車内につながれてさえいれば、パニクって高速道路上を逃げまどうこともなかったと思われます。
どちらの事故も他人事ではないと思っています。
自分だけは大丈夫!自分さえ気をつけていれば大丈夫!なんてことは、絶対ありえないんです。
だからドライブや旅行の多い我が家では、くうたも必ずシートベルトをしています。
シートベルトが絶対とは言いませんが、万が一の時、被害を最小限にとどめてくれると信じています。
といっても、ぴーちさんちみたいな本格的なものではなく、
後部座席のシートの下のバーにリードをつけて、首輪やハーネスにつけるだけの簡単なものです。
床に布団を敷いてもらっているから快適です。
こんなものでもくうたの車内での動きもセーブされるし、シートから落ちる等の心配もないので安心して運転に専念できます。
さらにドアを開けたときの飛び出し防止にもなり、一石二鳥です。
ちなみに親ばかぽんぽこ家では、くうたをどこにどう乗せると安全で安心かを第一に考えて自動車選びをしています。
わが家にとってはかけがえのない大切なひとり息子のくうたですが、
事件や事故に巻き込まれても犬は犬、悲しいけど“器物破損”が現実です。
ですから自動車保険でも同乗者として認められません。
大事な大事なくうたの命を守れるのは、飼主であるわたしたちだけなんです。
シートを畳んだり、布団を用意したりと準備に面倒なときもありますが、
かわいいくうたのためですから横着者のぽん母も頑張れます。
この安心しきった(ブサイクな)寝顔を
いつまでも守っていきたいですから
ブサイクは余計です!!