ぽんぽこ家の裏山に3本の大きな木が立っていました。
残念ながらどの木も立ち枯れていましたが、山の上に堂々と立つ姿は遠くからでもよく見えて、目印のように思ってた木でした。
ところが真ん中の1本が秋に倒れてしまったのです。
倒れた先には梅の木があり、下敷きになった衝撃で一部裂けてしまいました。いまもその状態で倒れた木を支えています。
しかしこんな状態になっても梅の木は、この春もちゃんと花をつけました。
キレイに咲いた梅の花。
ボクは、まず目で楽しみます。
きれいですね~
つぎに鼻で楽しみます。
いい香りです。
最後は木の下で“花より団子(笹の葉)”
こらっ笹食べすぎ!
ブログを始めたばかりのころの記事に載せたど根性くん
3年前
そして
現在
カメラを向けたらちゃっかり入ってきた誰かさんにジャマされてしまいましたが、いまだにちゃんと立っています。
ぽんぽこ家のご近所に空き家があります。
数年前まではおばあさんが庭の手入れをしながら、ひとりで気楽に暮らしていました。
頭も体もしっかりした方でしたが、90歳で息子さんの説得にやっと応じ、いっしょに暮らすために引っ越されました。
おばあさんがいた頃は、よく手入れされたきれいな庭でしたが、年々雑草がはびこり当時のおもかげは失せつつあります。
しかし春夏秋冬それぞれの季節がくると、花は咲き、葉は繁り、玄関先のざくろは実をつけています。
おばあさんの庭もまだまだ健在です。
自然は本当にたくましいです。風雨に、夏の日差しに耐えてきた木は強く、少々のことではへこたれません。
どんな状態でもけなげに花を咲かせ、立ち続ける姿に感動を覚えるとともに、ぽん母もこんなふうに強くありたいといつも見ています。
あら、それって褒め言葉?