いっしょに歩こう

わんこと過ごすお気楽な日々。ちょっと覗いてみませんか

再特訓

2009-07-30 | アジリティドッグへの道

アジリティのトレーニングの最初の5分間はフセでマテします。伏せて待てるのはすべての基本です。

 

最初はフセすらできなかったくうたですが、それが徐々にできるようになり、伏せていられる時間もかなり伸びてきました。

成長を喜んだのもつかの間、最近ぜ~んぜん伏せなくなりました。前足を持って強制フセはできても、掛け声だけではどこ吹く風~で知らんぷりん。

そんなですから待つ時間も最初のころのようにぐ~んと短くなり、すぐに立ちあがり、脱走はしないものの、離れて立つぽん母のところに来ようとします。

ちょっとできるようになったからと言って、毎日の基本トレーニングを怠ったぽん母の責任です

 

そこで先週のレッスンは、1時間みっちりフセの練習でした。

ぽん母の横をツケで歩いて数歩目で「フセ!」と声をかけます。伏せなければリードのギリギリ首輪寄りをガツンと踏んで、強制的に伏せさせます。

いじっぱりで頑固なくうたは、イヤとなったら苦しい体勢であろうとも、何が何でも抵抗します。以前のぽん母だったら「しかたないな~」でリードを緩めていたでしょうが、この日はきちんと伏せるまで、くうたとぽん母の真剣勝負の我慢くらべです。

それを何度か繰り返していくうちに、ちょっとしたショックだけでフセられるようになってきました。

 

翌日からフセの自主再特訓です。

お散歩の途中でも、家で寛いでいるときでも、日に何度か「フセ!」と声をかけていたら、家の中では掛け声だけでできるようになってきました。

 

まずはくうたを呼んで「フセ!」と声をかけます。

 

すぐにオスワリし「これじゃダメ?」と顔を見ます。黙ったまま見ていると「オスワリでいいじゃん」と前足をひいてきっちりオスワリ。その辺でもう一度「フセ!」というと、必ずアウアウ文句を言いながらも、しぶしぶ伏せます。

ここでひとしきり褒めて、オヤツをあげて「マテ!」を掛けます。

後ろに回っても、そのままの姿勢でいます。

このままイケそうと「いい子だね~まだマテだよ」と続けていると

ときおり身づくろいをしながらもフセは続いてます。

きちんと時間をはかってないんですが、5分はそのままの姿勢を続けることができるようになりました。

 

もちろんこれは静かで安心できて、さまざまな誘惑の少ない家の中限定です。

お散歩のときは、声だけでは伏せてくれませんが、リードを踏むしぐさだけでできるようになりました。しかし5分間のマテをクリアするには、ご近所の物音や鳥や虫、野良ネコといった誘惑が多すぎてハードルが高いです。

でも前はできてたことですし、家の中ではできるんですから、今さら出来ないなんてことはないはずです。

絶対できると信じて、フセはもちろんですが、ツケで歩く、呼びもどし等々基本練習に精出す毎日です。

 

 

8月末でトレーニングを始めて1年になります。

元々運動嫌いで、体育の時間が何よりもだいっきらい!な根っからのインドア人間のぽん母が、うっかり初めてしまったから、「もう辞めたい!行きたくないよ~」と思うことも星の数。そんなですから牛歩ならぬ蝸牛の歩みは当然のことかも。

でもAACのメンバーやヒロックのスタッフに励まされ、何よりトレーナーの体当たりの指導のおかげで、気がつけば今まで絶対無理と思ってたことができるようになっていたり、普段の生活でも「1年前のくうたよりは数段よくなってる」と感じることも増えました。

誰よりもビビりな上に自由奔放に生きてきたくうたが、5歳で新しいことに次々挑戦させられ、くうたなりに頑張って成長してるんですから、一番の問題であるぽん母の怠け心に渇をいれつつ、日々の積み重ねで頑張ります!

 
母ちゃんの笑顔とナデナデじゃダメ?

 

 

※リードを踏んでの強制フセは、トレーナーの正しい指導のもと、犬の年齢、性格などを判断した上で行っておりますので、ほかのワンコでは絶対マネしないでください。
とくに幼犬には逆効果になりますので、絶対絶対ダメですよ。