金曜日にお昼を食べながらテレビを見ていたら
被災地の子供たちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)についてやってました。
その症状は不眠、夜泣き、食欲不振、下痢、嘔吐などで
解説をきいてるうちに「これってくうたみたい」って思ったんですが
「でもくうたはワンコだし元々ビビリだからな~」って聞き流してしまいました。
そしてその晩ぽん母は、地震後2度目の大きな間違いを犯してしまいました。
(ちなみに1度目は地震の爪あとで紹介した夜中の脱走のときです)
いつものように12時前くらいにそれぞれに布団に入ったんですが
30分ほどしたらくうたが起きだし「散歩に連れてって!!」と吠えだしました
地震以来、毎晩毎晩夜中のお散歩という名の痴呆老人のような徘徊に付き合わされて
疲れ果ててたぽん母は、翌日ぽん父が休みということもあり
要求吠えは無視!と決め、つかれるまで吠えさせることにしたのです。
しかしそれで興奮してしまったくうたはさらに大きな声で吠えまくり
我慢できず起きたぽん父とお散歩に行ったあとも、眠ることができなくなったのです。
誰かが寝てるときは絶対ベッドに上がることはなかったのに
この晩は上ったり降りたりをくり返し、震えながらベッドの上をうろつきまわり
ぽん母の枕に乗り、顔をまたいで枕もとの窓から外を覗いたりと
いままでにない数々の奇行をくりかえしました。
これにはほとほと困りはて、翌日いつも行ってる動物病院に相談の電話をしたところ
「地震による強いストレスが原因」と言われ、精神安定剤を処方してもらいました。
そして帰宅後、ネットで調べたらこちらの記事に出会えました。犬のPTSD対策
これによるとぽん母がやってきたことは間違いだらけ
むしろ悪化させるようなことをしていたようです。
「可愛そうなことをした」と、いまさら後悔したってはじまりません。
それでも昼間の付きまといはなくなり、お散歩にも喜んで行くし
数時間のお留守番だってちゃんとできるし
朝は食べないけど、夕方には大盛りフードを食べるようになり
プップ~の量は少なめでも健康そうなのを一日一回出しているんで
徐々に改善されてきてはいると思います。
一番の悩みの夜中の徘徊、奇行対策ですが
ぽん母が階下で寝ることにし、一晩中ラジオと小さな電球をつけて真っ暗にせず
薬の投与時間も夕食時ではなく10時くらいに遅らせたら
少しですが以前より寝てくれるようになり
居間を歩きまわってても無理に起こそうとする回数が減った気がします。
まだまだくうたの心の傷が癒えるまで、時間がかかると思いますが
できる限りいっしょにいてじっくり付き合っていこうと思っています。
寝不足は適当に時間を見つけて寝てるし、計画停電なんて正々堂々と寝られる時間だと思ってるし
疲れて寝てくれるようにと、昼間のお散歩時間も長くしたおかげで、体脂肪が大幅に減ったし
薬を取りに行った動物病院の向かいのGSで、思いがけず並ばずに灯油が買えたし
新潟の実家からお米は届いたし、静岡の甥っ子が牛乳買って来てくれたし
たまにはこ~んなことしてストレス解消もできているので、まだまだ元気に頑張れそうです。
とんでもない!!
雨で寒いから
母ちゃんのハンテン着てなさい
ため息つくより笑顔で元気!
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