思い起こせば、私が自動二輪免許(中型限定)を取得したのは1993年3月5日。栃木県鹿沼市の運転免許センターの技能試験4回目で合格しました。
でも、その時私が持ってた(というより貰った)バイクは、VF750F。まだ合法的に公道を走ることはできませんでした。当時の免許制度でが条件違反になってしまいます。
という事で、「中型限定」を「限定解除」すべく、引き続いて運転免許センターに通いました。
当時は幸い勤務カレンダーに平日休みが多く、また、栃木の技能試験は予約不要で、朝行けば必ず受験できるという、恵まれた環境に有りました。
ところが、限定解除審査になると、なかなか合格点が取れず、受験回数11回、期間にして5ヶ月強を要することになってしまいました。
そんなこんなで、とうとう8月の盆休みがやって来て、どこにも遊びに行く計画を立てず、試験場に通い続けていたのです。
そして、その盆休みも後半となり、私の平日休みがラスト2となった8月12日、もうこの盆休みで合格できなかったら諦めようと思っていた矢先、技能試験で70点を獲得し合格したのです。
免許証の裏に「自二車限定解除」のハンコを押してもらいました。
公道でのバイク経験がほとんどないままに、限定解除ライダーになってしまいました。
免許に排気量制限が無くなって一番感覚が変わったのが、バイク雑誌、カタログを見るときの気持ちでした。だって今まで400ccを超えるバイクを「どうせ乗れないし…」と思って見ていたものが、突然「買えさえすれば乗り放題」になっちゃったんですから。
抑圧されていたものが消えて無くなったように感じました。
てなわけで、今日は私の自動二輪免許限定解除20周年記念日なのです。
あ、お祝いは辞退しますので、お気遣い無く(オイ)。
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