もう少し、仕事のやり方を考えた方が良さそうです。労働生産性が悪すぎますね。
と言えば、私はアラン・パーソンズ・プロジェクトの「Can’t take it with you」を思い出します。だって邦題が「不可解な物体」だったから。
でも、私と同じ事を発想する人は、他には一人もいないかもしれません。まず、「アランなんとかって何?」となって、ここで道に迷ってしまうでしょう。
さて、先日実家に帰った時に、母の遺影の前でスピスタ家一族の集合写真を撮ったのですが、なんか不思議な丸い物がいくつも写っています。
これらは何か。ネットで調べてみました。どうもコンデジでフラッシュ撮影すると、写る事が有るようです。
原因は、カメラレンズの汚れ、浮遊している埃の写り込みとからしいです。
でも、同じカットを撮った別の写真には、全然違った位置に丸い物が写っているから。レンズの汚れでは無さそうです。となると埃か。大きい埃が舞っていたんだなぁ。
今日の夕方、営業担当から電話が掛かって来ました。
「韓国向けの◎▼◆のオーダーをキャンセルするから、投入止めてちょ」
「んー、止めるのはいいけどなんで?」と私。
「放射線が心配なんだって」
日本はすでに世界からそういうイメージで見られているようです。全国的にこんな事があっちでもこっちでも発生しているんじゃないでしょうか。
ココイチにカレーを食べに行きました。どんだけカレー好きやねん、って話は置いといて、テーブルにはこんなお知らせが有りました。
地震の影響で、いろんな物が調達しにくくなってるんでしょう。
余り不安を煽る様な事をブログで書くのはどうかと思っていましたが、よく考えるとこのブログの読者は百数十人程度しかいないので、社会的な影響なんか気にする必要は殆ど無い事に気付きました。略して言うと杞憂ですな。
3月11日の地震では、多くの方々が被災され、また多くの企業も被災しました。
地震による直接の被害は無くとも、計画停電の影響で充分に操業できない会社も多々有る事と思います。
西日本の企業は、地震被害は受けなかったから、普通に操業できるかと言うと、決してそんな事は有りません。
東日本には、沢山の取引先が有りますから。日本全体でサプライチェーンがうまく回らなくなる事は、社会人なら誰でも予想が出来た事だと思います。自動車メーカーなどは、速攻で全国の工場の操業が止まりました。
その他の業種でも、震災前の備蓄在庫が切れる頃に、深刻な物資不足の波が押し寄せる事になるでしょう。
仕入先企業の拠点が東北地方だったら、物資の供給が止まってしまいますから。少年ジャンプも1週休刊するみたいですし。
私の勤める会社にも、仕入先から「震災の影響で〇〇が供給できない」とか、「計画停電の影響で◎◎の納期が遅れる」なんて連絡が、毎日の様に入って来ます。
そんな中、私が「入手できなくて困っちゃう物ナンバー1」に挙げるものは、「MEK」です。
して、MEKとは何か。
エムイーケー
メチルエチルケトン
C2H5COCH3
ま、一言で言うと有機溶剤です。
実は今、この有機溶剤の日本国内の供給(生産)量が、半分程度に落ちてしまってます。お金を出しても買えないのです。
工業用途でいろいろと使うんですが、先日、仕入先からではなく某業界団体から、「来週から供給できません」と、ギブアップの挨拶状が送られて来てしまいました。
これは私たちの属する業界に、大きなインパクトを与える事は間違い有りません。
これからは、一般の方々にまで影響が及ばないような施策も考えて行かなければならなくなります(でも多分ムリ)。
今週も超多忙になりそうです。
でも、週末は休むから、よろしくね(誰に言ってんねん)。