まあアレだ。数打ちゃ当たる戦法がうまく行くのかどうか。それは来月の今頃も私が平和に呑気にブログを更新してられるかどうかで分かると思います。
ま、そんな事心配しても結果が変わる訳でもないし、今週末は余暇を楽しむ事にします。
今日は早く寝て、明日体調を整え、明後日はツーリングでもしてみようかな。
オッサンなので、体調を整えるにも2日掛かりです。
私はとあるメーカーに勤務していますが、最近大きな品質問題が発生して、大嵐が吹き荒れています。
製品の品質不良で、外国の、ある製品では世界3位のシェアを持つビッグネームの工場ラインを止めてしまったのです。
昨日の夕方そのメーカーの方から電話が掛かって来て、「明日ウチの社長がそちらに行くから、今後の対応について聞かせてくれ」と言われました。
そして今日、はるばる海の向こうから、顧客企業の社長が乗りこんで来ました。
私は打ち合わせに出席してないから、そこでどんな話になったのか、断片的にしか聞いていませんが、かなり厳しい事になっているみたいです。
まあでも私は、問題が発生してもそれは当たり前だと思っています。
だいたい、製品の仕様も決まっていないのに、納期は約束させられて、充分な試験や品質確認もしないまま、量産してるんですから。
結局、製品を納入して、不具合が出て、顧客のラインがストップしてから、製品に求められる要求性能や、顧客での検査方法を調査してるんですから、まあ、うまく行く方がおかしいです。
つい数ヶ月前にも品質問題で大口のユーザーへの納品が無くなり、その「失敗分析」と称したアンケートへの回答を求められたのですが、私はその時に、「試作から量産までの期間が短すぎる。設計検証と、品質確認が全くなされていない」と書いたのですが、今回の事例も正にその通りです。二の轍を踏みまくりです。
まあどうせ私の書いた意見なんか黙殺されてるんだと思います。「黙殺するのなら、最初から意見なんか聞くなよ」とも思いますが、私は自分の身が大事なので、そんな事は口にせず、とりあえず聞かれた事にな返事はしておきました。
今日はかなり厳しい打ち合わせをしたようで、ラインが止まっている顧客になんとかして製品を供給しなければ、ものすごい損害賠償が発生してしまいます。
どうやってまともな製品を作るのか、その手法は...
結局、「これは」と思われる仕様の物をいくつか生産して、その中からいいものを選ぶそうです。
言い換えると当てずっぽう。数打ちゃ当たるかも先方です。
私は当たらない方に1000点賭けます。仮に今回はうまく行ったとしても、量産品として品質に再現性が有るとは到底考えられないですね。
でも私は代案が思いつかないので、指示された通りやるしかないですね。