逆に手間が増えてるじゃないか

最近のコンピューターの発達はめまぐるしく、私が社会人になった二十ン年前と比べると、そりゃもう別世界になってます。

会社では全員にパソコンが支給され、パソコンが無いと仕事にならないようになってしまいました。

社内の連絡、報告、指示はメールの宛名を複数設定すれば一瞬でできるし、会議の開催、招集だって、会議室を予約するのだってスケジューラーで居ながらにして出来てしまいます。

でも、本当にそれで便利になってるのかは疑問です。

電子メールで連絡しても、見てない人は見てないし、自分の意思がどれくらい伝わったかわからないから、大事な案件は、後から電話したり、直接当人のところに出向いて説明しなければなりません。

会議の招集だって、送った相手からは出席か欠席かの返事は来ません。それでも会議に来てくれればいいのですが、来ない人も結構います。

スケジューラーで会議の開催を連絡しても、必ず出席してほしい相手には、やっぱり電話するなり直接話をしに行くなりしなければなりません。

ひょっとしてこれって、二十ン年前に比べて便利になってるどころか、電子メールやスケジューラーを使う手間が増えた分だけ、逆に不便になってるんじゃないのか？

と最近思ってます。