漢字の国 =香港で、面白そうな表現を楽しみながら 看板を見ていると、ピークトラムの切符売り場に着きました。雨なのに ながーい列が出来、退屈してキョロキョロしていたら 料金表を見てビックリ。
成人、小童の次は『長者』。英語の解説を見ないと、金持ちは優遇するの?と誤解を受けそうですが、こちらでは 高齢者のことを こう呼ぶようです。(ただし ネットの翻訳で試してみても、こういう表現にはなりません)
確かに 経験は豊富で、物知りの高齢者は、長者同様 希少価値があるので、わが家もこれに倣い、敬老の日は「長者の日」と呼び替えたいと思いました。
ついでにピークトラムですが、急勾配を登るのに 超満員のため 立って乗ることになりました。途中 標高が上がって 夜景が見え始めると、みんな右側の窓へ殺到します。
トラムを降り、エスカレーターを沢山取り次ぐと、やっとビルの展望台から 世界三大夜景が目に飛び込んできます。雨上がりでも、霧がかかっていても さすがー!という美しさ。ここだけで 充分 長者の気分を味わえる 香港でした。