中秋の名月の夜、お茶会に出かけないチビ2号とボクは、地球の反対側に関する議論をしていました。チビはアニメ映画「「劇場版ペンギンの問題 幸せの青い鳥でごペンなさい」を見たいといい、ボクは評判のよい「南極料理人」が良いといっていつまでも決着つかず。結局 チビ2号はお茶会グループに渋々?参加し、ボクは思いを遂げる結果となりました(その代償は高かったのですが・・)。ちなみにこの日は、シネコンの特割日(千円)だったのです。
映画は実話に基づいていて、有名な昭和基地から更に1000㌔も内陸にある『ドーム富士基地』に料理人として ひょんなことから単身赴任した主人公を中心に廻ります。全メンバー男だらけの8人で1年超を過ごす・・・・、想像するだけで鬱陶しいテーマですが、今人気の俳優=堺 雅人(もちろんTVがないのでなぜ人気があるのかは、webで知りました)の含み笑い?で 明るく進行していきます。
数年前上映された「カモメ食堂」と同じフードスタイリストが演出する料理は、「えーこんなのがタダで食べられるのなら、俺もふじ基地に行きたい!」というほど豪華。でも隊長が本当に食べたかったものとは・・・・というところが見せ所です。
ところで映画も面白かったので、市立図書館で原作を借りて読んでいたら、カミさんが横取りし、その面白さ?に惹かれて ボク以外の家族全員が今日、この映画を見に行くとのこと。それなら最初からいっしょに行けばいいでしょ!、と表向き言いつつ 今夜は竹ン芸だったことを思い出し、ひとりほくそ笑むのでした。