Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
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撃沈 DNF 富士チャレンジ200

2011-10-09 18:33:14 | トライアスロン・バイク大会レポ 2011年~

昨日、富士チャレンジ200 のソロ 200kmに挑戦してきました。

やはり予想(どう考えても7時間で200kmは無理に近い、100%不可能ではないだろうが。。。)的中、

撃沈、みごとに跳ね返されて参りました。

DNFです。 まだまだバイクの実力が足りず歯が立ちませんでした。

力が戻っていないこと、自分のバイクのレベルの低さを改めて認識させられ、 復帰第2戦は降参してまいりました。

1984年からエンデュランス系のレースに参戦してきて、初めてのDNF(DNSは2,3あります)なので、ちょっと凹みましたが、

レース結果はトレーニングの成果が正直に反映されます。

今年はこんなもんでしょう。

7年振りに4月末からのバイクの実走トレーニング開始、よくぞ短期間で7時間走れるように成れたと、

前向きに評価、自分を褒めてもいいかもしれません。

 

3週前のIM70.3セントレアのバイク、フィニッシャー861人中700位、平均時速23kmちょっとのバイクのレベルでバイクだけのレース、

それも200kmに挑むこと自体ちょっと無茶だったかもと、反省もしています。

 

でもレースは好天に恵まれ楽しい1日でした。

 

午前3時には起床のはず。。。。ところが妻の「まだ寝てるの?行かないの?」

の声で目が覚め、時計を見ると4時7分、、、、ちょっとやばい

「間に合うの?」 「なんとかなる時間。 ありがとう!

さすがにレオと朝の散歩はできなかった。

1時間遅れの4時30分に出発、いつもより車のスピードもUP。

途中、東名のどこかのSAで朝食、トイレ休憩。

3時間後の7時30分に富士スピードウェイに到着。。。。ああ、、、なんとかなる時刻に到着、良かった!

駐車場も、中心からかなり遠く離れた場所に、を見つけ、駐車。

早速準備開始。

まずバイクのセッティング、それからドリンクと補給食をバイクにセット。。。何もしていなかったので

結構手間取った。(出発前に事前に準備だけでもやっとくべきだった)、

近くの人に「受付はどこですか?」 「受付は何時までですか?」

                        。。。。事前にもっと良く大会案内を読んどけよ!(反省)

着替え、受付、、、、ちょっと焦り気味で手際良く(?)、

受付でもらった周回、タイムを記録するチップをフロントフォークに取りつけ、

ゼッケンはトライアスロンの時と同じようにゼッケンベルトに。

ようやく駐車場から移動しピットへ

その前に記念撮影も忘れずに。

そしてピット(ピットNO.11。。ゼッケン番号で振り分け)に最小限の荷物を置いて、、、トイレを経由して

スタートラインに並ぼうとコースへ移動、もうすでにかなりの選手が。。。

慌ただしい、ばたばたした1時間だったなあ。

それでもスタートの15分前には多くの選手と一緒に平然とスタートラインに並ぶことができました。

最悪のDNSだけはなくなりました。

前の方向から50mくらいの地点。。。。暫くして振り向くと後ろにも物凄い選手の数。

 

スタート前には有力選手の紹介、あいさつ。。。それなりの盛り上がり。

芸能人も参戦していたようです。(鶴見辰吾さんも挨拶、 哀川 翔 さん?も、ちょっとイメージじゃない)

鶴見辰吾さん。。。凄いです。 ソロ100kmにオープン参加ながら32番目でゴール

            そのタイム、なんと 2:33:04  平均時速39.15km

            本当に好きで乗りこなしていないとこのタイムは出せません。 ちょっと尊敬ですね!

 

(レース)

9時スタート、マラソンと同じようになかなか後ろの方は動き出さない、10秒くらいしてようやく動き出し、20秒くらいでスタートラインか。

このレースは1周4,526mのコースを時計周りに周回を重ねる。

 

遅い人はKeep Rightが原則(通常のレースではKeep Leftが普通だが)インコースを走行する。 

早い人はアウトコースからスタート、抜く時は左側から抜いていく、 平均的レベルの人(普通だなあと思う人)は真ん中を走行することに。

高低図


高低図

平坦なところはバックストレート(?)と呼ばれるスタンド前の直線(約1500m)だけ、

それ以外はアップダウン、コーナーの連続。

 

第一コーナーを曲がると一気に下り、しかもコカコーラコーナーまで直線、

一番スピードの出るところ。。。遅い僕でも54.0km/hをマーク(後半は50.0kmどまりでしたが)。。おお、、怖っ!

一人だと怖くないですが、周りに沢山走っているので右から左から追い抜かれて、抜かれる瞬間ちょっとドキッとしました。

トップクラスは間違いなく60km以上、あるいは70km以上だったかもしれません。

接触してここでこけたら、間違いなく即リタイヤ、救急車かも。

暫くトレーニングどころか仕事へも行けなくなるかも。

このコーナーからの下りは気をつけよう! でその後、周りに注意しながら若干ビビリのコーナーリング~下りの走りに。

 

そしてその下りのスピードを生かして次のコーナーまで大きな減速なしで走りきりたいところ、

が、そのスピードもヘアピンコーナーの手前の微妙な上りで失速しながら次のコーナーへ、走りがぎくしゃく。

まったくリズム良く走れない、スピードが出ない。。。実力不足を感じながら。。。

そして話で聞いていたダンロップコーナーへの下りへ、 ここも結構スピードが出る、時速40km~45kmで下り、おお気持いい~!

ダンロップコーナーを時速37kmくらいで曲がり、その勢いを生かし、コース最大の難所へ突入、

このレースのポイントとなる長い上りへ。 約1kmくらい上りが続いたかな?

 

この坂をいかに効率よく登れるかが勝敗の分かれ道。 去年参戦し完走されたEIJINさんからもアドバイスありました。

僕は勢いを持続することができず、あっというまに失速、時速20km、その後15km、10kmくらいまで落ち込むことも。

レースの半分の時間3.5時間はこの上り(ダンロップコーナーからパナソニックコーナーの終り=バックストレートの入口)に費やしてました。

 

コース全長:4,526m(ショートカットコース)
全幅:15~20m
コーナー数:16(左コーナー6、右コーナー10)
直線数:8(最長1,475m!)
勾配:最大下り10.05%、最大上り8.88%

 

高低差は40mほどで物凄い坂はありません、が、周回を重ねるごとにジワジワと身体に堪えました。

40mの高低さも40回で1,600m。。。小刻みにちょっとした峠と同じ高低差を上ることに。

 

スタートして1周め、トライアスロンのスイムスタートのように物凄い密集した状態での走行、

他の選手との接触、転倒事故だけを注意しながら、初めての体験に少しばかり戸惑いながら、気持8割程度の走り。

自分の走りはできない状態、でも身体が元気なので9分ちょっとで2周め突入、

2周、3周は8分30秒くらいで周回。。。。元気、元気。。。。これは行けるかも。。。ちょっと完走に色気!

が、30km過ぎで身体に異変、持病とも言える腰痛が

これセントレアの時と全く同じ、腰の左側に鈍痛が、激痛ではないので耐えられる、ごまかしながらの走行に。。。

左脚にもややしびれが。 やばいなあ。。。。黄色信号点滅

40kmを1時間18分前後で通過、 周回をまともにカウントできたのは10周くらいまでか、13,14周めあたりから

何周めか数えられない、頭にエネルギーがもうまわらないのかな、、、周回数をカウントするの止め! 

スピードメーターの距離表示を参考に200kmという数値を目標に走り続けることに。

100kmを3時間32分で通過、、、、すでにここで完走に赤信号点滅

時速28.4km(1周9分32秒)が完走の最低ライン。。。この時点で28.2kmくらいまで落ちていました。

2分の遅れを後半に挽回できるような体調でもなく、おまけに風邪でも引いていたのか(それとなく気がついていた

鼻水が止まらない、うしろポケットからティッシュを取り出して鼻をかむこと十数回、

後半バックストレートに入ったところで毎回、鼻をかみ続けることに。。。時間を失い、体力も消耗。。。

 

完走できなかった言い訳は後からいくらでも出てくる。。。でも本当の理由は体調以前に実力不足、トレーニング不足

これしかありません。  しっかりトレーニングを積んだ強い人はどんな条件でもDNFってことはないでしょう。

 

44周が完走ですが、結局39周で終了(DNF)がオフィシャルな記録になってしまいました。(177km) 残念、、、トホホ。。

 

39周が6時間53分前後で周回チェック地点を通過したので、そのまま40周めに突入、

完走できなくても7時間は走るつもりでした。

ダンロップコーナーを曲がり最後の上りの中間地点で、7時間のカウントダウンが始まりました。

1分前、30秒前、10、9、8、7、。。。。ゼロ、終了!

 

(今回の公式レース結果:DNF。。。39周)

自分の計測で40周、7時間4分くらい、平均時速約25km 181km走ったことに。。偶然にもIRONMANのバイク距離とほぼ同じ。

 

完走じゃないので感動はありません。 無事終えたという安堵感とそれなりの達成感はありました。

自分なりにベストを出して頑張ったという思いはあります。

一度もバイクから降りず、もちろんピットにも寄らず遅くても走り続けられました。

 

体力を消耗した、といっても内蔵は元気だし、トライアスロンのアイアンマンディスタンスに比べると遥かに楽です。

バイクはもうイヤですが、ランなら走り出せるような気力、体力残ってました。

バイクだけで終わっちゃうのってちょっと違和感。、、、なんだろう?

バイクだけで力を出しきるのって慣れが必要かも、トライアスロンとは一味も二味も違うなあ、、と思いました。

完走できずレースとしては失敗でしたが、収穫もあったと思います。

あのトップ集団のスピードを目の当たりできたこと、何十回も集団で抜かれました。

トライアスロンではちょっと体験できない驚きでした。

平坦なところではおそらく50km以上のスピードだと思います。

ドラフティングの状態で20~30人ほどが物凄いスピードで周回を重ねていました。

3周めの後半ですでに1周抜かれました。 もうビックリでした。

上りも平地を走っているようなスピードを維持していました。

何が違うんだろう、自分のレースはさておき、その走りにちょっと見惚れてしまいました。

バイクに集中してトレーニングを積んだ人達のスピードの凄さに

 

トライアスロンと違い、バイクレースはドラフティングはOKなので、

トップ集団、速い人達は集団で走行しトップスピードを維持しながら走行していきます。

それに比べると、遅い選手、もちろん僕の事ですが、孤独な走りで何十回も集団でごぼう抜かれを繰り返され、

スピードも気持も落ち込むばかりでした。

 

オートバイが普通のスピードで先導していました。

1台目のオートバイが警笛を鳴らしながら通過、トップ集団の通過がすぐあることを知らせながら。

そしてもう1台オートバイが同様に通過、 3台目のオートバイのすぐ後をトップ集団が疾走していきました。

      (レース結果

200km 男子  1位 4:46:16  41.86km/h     完走384人  DNF229人

200km 女子  1位 5:32:19  36.06km/h     完走11人   DNF9人

 

210km 男子 1位 5:06:28   41.77km/h     完走189人  DNF102人

210km 女子 1位 6:57:15   30.68km/h     完走1人    (DNFなし、DNS1人)  

 

セントレアのアイアンマンストアで買ったバイクジャージを着て参戦したので

レース中、2回声かけられました。

抜かれながらだったので、ちょっとバツ悪かったです。

1回め  「お! アイアンマン」

2回め  「アイアンマン出たんですか~?」  「出てませ~ん! こんな遅いアイアンマンいませんよ!」  「笑」

 

天気も良かったです。 晴れ~薄曇り~晴れ  気温18℃~21℃  ほぼ無風、午後は少し風が出てきたかもしれません。

富士山は終日雲に隠れ、眺めながらのレースはできませんでした。 DNF以外ではこれが心残り。

また参戦してもいいなあと思います。

もっと力をつけて、トライアスロンでもバイクが得意と言えるようになればですね。

200kmで6時間30分くらいではいきたいですね。

21年前、トライアスロンのバイク180kmを5時間27分でフィニッシュできた、あの感覚まだ残っています。

年をとって体力的な衰え、制限も出ていますが、トレーニングを積めば一度できたことって出来るような、

近づけるような気がします。

妻曰く、「どこまで前向きなの? バカみたい!」ですが。。。

 

トレーニングを兼ねてであればもちろんソロ200km、210kmですが、

イベントとして楽しむのであればチームで参戦、7時間エンデューロもまた違った楽しさがありそうです。

 

これ参加賞です。

マフラータオル。。。。どういう風に使えば良いの?

完走Tシャツ。。。本当は完走しないともらえないんです。

ゴール後、受付に皆が並んでいた。

今日だけのお渡しですよ!で並んでゼッケン見せたら、これくれました。

袋あけたら完走Tシャツ! ええっいいのかな?

完走していないんで。。。。 ごめんなさい! 袋あけちゃいました。

もらってしまいました。

今日これ着てランやりました。

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11 コメント

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残念でした (イギー)
2011-10-10 08:08:32
富士スピードウェイは、上り坂をいかに楽して上るかが、ポイントですよねぇ。

何周走ったかはだんだんわからなくなりますよね。
去年は、後日、周回ごとのラップを教えてくれましたが、今年はどうでしょうね?
返信する
凄い!! (たけちん)
2011-10-10 11:36:23
kumaさん、熟読しました。
感動しました。
kumaさんの人柄が出てます。
本当に正直な内容でウルウルしました。
大会の内容も良く解りました。
僕も出たいなと少し思いましたが、ちょっと怖いです。
昨日はコナ参戦の仲間をネットで応援していました。58歳の知り合いも完走しました。
kumaさん、絶対コナ行きましょう!!
もう完全に火がついちゃいました!!!
返信する
また出てみたいですね (kuma)
2011-10-10 11:46:16
イギーさん、
本当、ダンロップコーナーからがポイントでした。 上り方次第でかなりタイム、疲れ方が違ってきます。 

上りのトレーニングをしっかり積んで、スピードもう少し付けないと完走は無理ですね。 雑草ですから踏まれても何度でも立ち上がります。 転んだ時は何かを掴んで立ち上がります。 いい経験となりました。
周回ラップは今年も郵送されるみたいですよ。 完走しませんでしたが、郵送希望の登録はしてきました。
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ハワイ絶対行きましょう (kuma)
2011-10-10 12:19:49
たけちんさん、
ありがとう! 途中からレースではなくトレーニングになってしまいました。
トライアスロンと違いドラフティングOKですので、速い人はと高いレベルでスピード維持が可能です。遅い人は何十回も集団で抜かれ続け、落ち込みます。

ハワイ、アレクサンダー大王が勝ちましたね。物凄いスピードですよね。モンスターですね。
トライアスロンをしているからにはコナですよ。絶対行くべきところです。いくつになっても目指します。相当努力しないと届かない高いレベルですが、諦めない。行きましょう!!!
返信する
お疲れ様でした♪ (ソムリエ)
2011-10-10 13:09:15
Kumaさん、お疲れ様でした。何だかすごい大会ですね。トライアスロンのレース以外知らないので、勉強になりました。
そして私も出てみたい、、、なんて

違う刺激が貰え、違うバイクの世界も見てみたいです。なかなか周りの女性は出ていないけれど来年にでもチャレンジしてみたいです。

スーパーポジティブがKumaさんの魅力だと思います。私もイジイジしていないで頑張ります
返信する
Unknown (kuma)
2011-10-10 17:57:29
ソムリエさん
元気にバイクトレ、峠をせめているようですね。
大丈夫です。ソムリエさんなら、きっと完走できます。 
IM70.3ハワイのバイクで30km/h以上をキープされた実力、峠を楽しんで上りの技術を身につけてますから、200kmと言わず、210kmへ挑戦してください。
完走だけじゃなく、入賞しちゃうかも。

トライアスロンほどの面白さはありませんが、バイクレースのスピードの凄さを感じてきました。
女性もたくさんいらしゃいました。
普段着にゼッケン付けて走っている女性もいて、いろんなレベルの方がレースを楽しんでいました。
返信する
kumaさん応援隊 (duke)
2011-10-10 23:42:27
トライアスリートは、サイクリストにも負けましぇん!
なぜなら、BIKEなしでも走れます、そこに水があれば泳げます、永遠に。

今回は小手調べ!来期も行きましょうfujiチャレ!

僕も来期は久しぶりBIKEレース、一つくらいチャレンジしようかな。

でもkumaさん、ブログ立ち上げてまた寝る時間少なくなりますね。

時々ちゃちゃ入れますね。

お疲れッス!
返信する
ありがとう! (kuma)
2011-10-11 19:34:04
dukeさん
何時もながら励ましありがとう!

いつでも遊びにおいでください!
このブログ、自分のモチベーション維持のためでもあるし、コメントいただけるとやはり嬉しいですね。
もう7年間もレースから離れたり、トレーニングを長期サボるなんてできないですね。
本等に寝る暇ありません。トレ以外にやらなければならな
いこともてんこ盛り、刺激一杯で、感動一杯で、幸せです。
来季に向けて日々努力あるのみ!

一緒に頑張りましょう(^O^☆♪

返信する
お疲れさまでした。 (旅烏)
2011-10-12 18:56:03
遅ればせながら、渾身のレポート読みました。
やっぱり違いますね自転車レースは。
その中で180キロ超の走破はやはりすごいと思います。
僕なんか気後れしてしまいそうです。
ランシーズンに向けて、僕も仕切り直しです。
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Unknown (kuma)
2011-10-13 19:13:35
旅烏さん、
ありがとうございます。

僕も来シーズンに向けて仕切り直しです。
この富士チャレンジでバイクの弱点、課題が沢山みつかりました。
よい勉強になりました。
たまにはバイクレースも良い刺激を受けられていいかも。
返信する

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