NPO熊本ラグビースクール活動ブログ

熊本で活動しているNPO熊本ラグビースクールの活動日記です。

第40回九州少年ラグビー交歓会戦評

2013年09月09日 | 戦評
皆様
管理人2号です。久しぶりの更新になります。
さて、まずは新学期ですが、元気に過ごしていますか。9月に入り猛暑からは開放された気がしますが、まだまだ暑いですので、体調管理に気をつけてください。

そして本題。
6年生は、8月23日から25日にかけて、九州少年ラグビー交歓会が開催されました。悪天候もあり、予定された試合が全てできませんでしたが、選手をはじめ、コーチ、保護者が一体となって頑張りました。見事カテゴリーBで優勝しました。
また、本大会では、KRSの北川アドバイザーが永年功労表彰されました。これまでのご活躍に感謝申し上げます。今後ともご支援をお願い申し上げます。
まずは、南條コーチの戦評でこの大会を振り返ってみましょう。

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九州少年ラグビー交歓会を終えて


「ラグビーマガジンカップ 九州少年ラグビー交歓会」が終了しました。今大会は天候に恵まれず、雨中の試合もありコンディションは悪く最終日の日程がすべて中止になりました。不完全燃焼な部分もありましたが、スクール6年生はBリーグ1位と優勝することができました。

大会スコア
熊本 36(6T 3G) - 5 (1T) 帆柱B
熊本 52(8T 8G) - 20(4T) 都城・宮崎合同
熊本        雨のため中止      別府・臼杵・OBJ  

6年生のみんな、本当におめでとう!そしてよく頑張った!
コーチとしてもとてもうれしく思います。今大会で一番良かったのは全員がひとつになってチームプレーが出来たことです。味方が突破して必死にフォローに行く姿、味方が敵に抜かれても次のプレーヤーがタックルに行く姿。そしてボールを持ったら前に行こうとする姿。みんなの「勝とう!」という想いがとても伝わってきました。
勝利とは気持ちが良いものでしょう?1つの目標に向け頑張って、結果を出せたこの経験を決して忘れないで下さい。

今大会では徳永コーチ、清水コーチ、渡邊コーチ、宮川コーチ、スクール5年生から応援と差し入れを頂き、ありがとうございました。渡邊コーチには雨の中アシスタントレフリーをして頂くなど大変お世話になりました。
6年生のみんな、これまで教えてくれたコーチが今は担当コーチから外れていても応援に駆けつけてくれたこの「想い」を忘れてはいけませんよ。

保護者の皆様、悪天候の中子供達を支えて頂きありがとうございました。怪我人を出すこともなく、優勝という結果を出せて良かったです。また次の大会が控えていますが、これまで同様御支援のほどよろしくお願い致します。

最後に6年生のみんな、家族やコーチ達への感謝の気持ちを忘れずに次の「Try Dream Cup」に向けて頑張って行きましょう!
洋祐!はやく怪我から復帰してこいよ!!待ってるぞ!!!

6年生コーチ  南條
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中鶴交歓会戦評(小5)

2013年08月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。夏休みもいよいよ後半戦。遊びも勉強もラストスパート。
さて、中鶴交歓会の5年生の戦評が渡部コーチからとどきました。

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参加

 第1試合
      熊本    中鶴
 前半   1  -  1
 後半   0  -  3
 合計   1  -  4 

  第2試合
      A     B
 前半   2  -  1
 後半   3  -  0
 合計   5  -  1

 梅雨明けの酷暑の中、途中でリタイヤする選手も無く試合が出来ていました。
 中鶴さんの5年生が4名ということもあり、1試合目は5・6年生の混成チームとの試合、2試合目は中鶴と熊本の5年生の混成チームでの試合となりました。
 1試合目は、相手に6年生が半数いたこともあり、ためらってしまって前に出られない場面が多く見られました。
 2試合目はアタックに関しては意欲的に前に出ていました。サインプレーも積極的に仕掛けていました。
 2試合に共通していたのは、ディフェンスの際の前への出方、ラインの緩慢さです。素早いセット、相手へ詰めるスピード、ラインのバランス、練習の中で繰り返し行った動きです。チーム全体で考えながら動きを整えていかないと出来ません。コミュニケーションを取りながら準備をすることが大切です。もっと声を掛け合って、チームとしてまとまって動けるようにしましょう。正確なアドバイスをチームメイトに行うためには、ラグビーを理解することが大切です。ラグビーを楽しんで、おぼえていってほしいと思います。
 最後に、来熊していただいた中鶴少年RCの皆様、会場を貸していただいた熊本工業高校ラグビー部の関係者各位に感謝します。


    5年コーチ  渡辺

      了
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中鶴交歓会戦評(中学部)

2013年08月14日 | 戦評
皆様
管理人2号です。連日暑い日が続きます。皆さん,溶けていませんか。
さて,中鶴の交歓会の中学部の戦評をお届けします。ずいぶん前にもらっていたんですが,掲載が遅くなってしまいました。て申し訳ありません。

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中鶴少年ラグビークラブ戦評

 7月14日にKRSは,熊本工業高校グランドで中鶴少年ラグビークラブとの交歓会を行いました。
 転校は晴れ,気温が高く炎天下の中,中学生は九州大会に向けての最後の試合でいろいろな課題が見つかった試合となりました。
 1,2年生中心の試合ではディフェンスでFW,BKともにタックルに入っていたが,相手を倒すことができず,ボールをつながれてしまいました。逆にアタックでは,BKラインが余っているのにFWが攻めたり,判断不足がありました。結果,得点を取れずに敗戦でした。1,2年生は周りとのコミュニケーション,コンタクト,トライの取り切り方を新人戦に向けて重視していきたいと思います。
 また,2,3年生の九州大会メンバー中心の試合では,最初,KRSが試合の流れをつかんでいましたが,中鶴に先制トライを取られ,流れが変わってしまいました。結果,トライを取れずに負けてしまいました。
 チームの課題は,トライをとられたあとのモチベーションの上げ方や相手の情報を見方に伝えたりするコミュニケーションだとおもいます。トライを取られた後,声をかけないとチームのモチベーションが下がり,そのあとのプレーに響いてしまいます。そういう一声はプレー以前にできることなので,チーム全体で意識していきたいです。また,トライを取れそうなところで取れないという蹴って力不足もあげられました。九州大会では,限りなく少ないチャンスの中でトライを取り切らなければいけません。
 そのため残りの2週間,この試合で出た課題を乗り越え,九州大会で去年のように,熊本のラグビーを全国に見せられるように頑張っていきたいと思います。
(KRS T.E)
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T.E君,掲載が遅れてたいへん申し訳ありません。そして,すばらしい分析ありがとうございます。ゲーム分析と課題がしっかりまとまった頼もしい戦評です。
 最近のスポーツでは,分析が重要になってきています。ゲーム中のあらゆるデータをとって,より強いチームに成長していくというのが主流になってきています。そういう意味では,この戦評のように常に冷静に分析と課題をセットにして,チームで共有してほしいと思います。
 その意味では,戦評の掲載が遅れたことは,大いに反省いたします。

中鶴交歓会戦評(小3)

2013年07月27日 | 戦評
皆様
管理人2号です。

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杉山コーチより
この前のパシフィックネーションズ フィジー戦を思い起こしました。このグラウンドコンディションではあまり参考にならないかなと。固いグラウンド、タックルに行くと手足が擦り切れる、痛い、けが人、集中力がきれる・・・。ブレイクダウンで完敗でした。1人目が入っても相手は複数でめくってターンオーバー⇒ディフェンス間に合わず⇒トライ。取られるパターンはほぼそれでした。ただブレイクダウンで複数でバインドして押し込むプレーは教えていないため、それはできないかな。教えればたぶん彼らはできます。来年は手足の防御もしっかりして、是非リベンジしましょう。
清水コーチより
14日の中鶴戦に於いては、かなりタフなコンディションの中、怪我でグランドの外に出る選手が続出しリザーブなしの状況下で選手のモチベーションが低下してしまった事も大敗に繋がった面もあったのではないでしょうか?
ただし、現在の状況であれば怪我人が出た時に同様の事は起こり得るので、その様なシチュエーション下で如何にそれぞれの選手がモチベーションを落とす事なくフォローをしていくか強いマインドも必要になるのかなとも思います。
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今回の杉山コーチの評は、コーチに連絡されたものだったのですが、清水コーチが紹介してくださいました。したがって、やや変則的な戦評となりました。



島原会長杯戦評(小3)

2013年07月27日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
島原会長杯の小学3年生の戦評をお届けします。

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杉山コーチより
大村とはほぼ個人的な力も同等で、双方レベルの高いナイスゲームでした。前日が不完全燃焼だったこともあり、子供達も気合いが入っていました。大村は絡むプレーのレベルが高く、ペネトレイトに優れたプレイヤーもいて、結構レベルが高いです。熊本も若干劣勢ながら食らいついていました。
課題のコール、できていました。意識が高くなってきました。いままでできなかったプレーができるようななったプレーヤーが何人もいました。
点数的には惜敗といったところですが、この差はちょっとしたことでひっくり返ります。
 今後は2人でバインドして押し込み、レッグドライブ。攻撃は継続を意識、ただ常にペネトレイトする気持ちは忘れずに。ディフェンスではいかに倒しきるか、どう絡むか、ターンオーバーを目標。そしてうるさいくらいのコール、みんなで指示しあう。個人的な経験でも練習でできていないことは試合では絶対できません。更なるレベルアップを期待しています。

清水コーチより
大敗の翌日に島原ではそれぞれの選手が気持ちを切り替え、グッドゲームをしてくれました。
大村RSは3年生にしたら、とてもトリッキーなプレーをしてくるチームでしたが、良く食らい付き、前日にコーチから指摘された事を子供たちはそれぞれに出来るだけの修正をして試合に臨んでくれた事は嬉しく思います。
この2試合をそれぞれのコーチが分析して秋の試合に向けて問題点を解決していく予定です。

子供たちと共に我々も頑張りたいと思います。

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島原会長杯戦評(小学4年)

2013年07月19日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
明日から,夏休み。遅くまで起きていたらだめですよ。

さて,島原会長杯の4年生の戦評が田口コーチから届きました。

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参加人数8名と連日の試合ということで,皆のコンディションが心配でした。やはり,全体に動きが重く,一番体力のある選手もダウンしていました。
ただ,4年生は,行きの船の中で,休んでいましたか。続けての試合,少ない人数,到着後すぐに試合など分かっていたはずです。これが,下の学年だったらコーチ達も注意しますが,もう4年生です。言われなくても行動できるようにならないともう一つ上の段階に進めませんよ。
さて,試合ですが,よかったところをあげると,
1.FW,BKのそれぞれのポジションの役割を意識していた。BKはゲイン,FWはポイントからの球出しと前日の中鶴交歓会から目標としてきたそれぞれの
役割というところができていた。
2.だから,ボールの近辺によることなく,アタック,ディフェンスともラインを作ることはできていた。
3.はじめたばかりの選手が,トライを決めた。
よくなかった点は,
1.前日の2試合目にできていた相手を前で止めるタックルができず,簡単にラインを突破されていた。せっかくディフェンスラインを作れるようになったのに,その前を突破されてはラインの意味がない。
2.声が出ていないから,パスをもらうタイミング,モール,ラックでのボールの状況判断が中途半端で,その隙を突かれる。やっぱり声出す,コーリングは大切,もったいない。
3.接点の部分でどうしても遅れる。特に,第1試合は,相手は,自分たちのボールがラックになったら,意識してラックにする。後ろの選手が,「ねろ」と声をかけて,しっかりオーバーに入る。熊本は,オーバーがどうしても遅いため,ボールをしっかり確保できない,あるいは,とられてしまう。
ただ,このオーバーの部分は,あまり練習に取り入れていないから,これからしっかりやっていきます。

最後に,とても重要な点。試合が終わった後,審判の判定にあからさまに不満を言っていたこと。まずもってラグビーは,紳士のスポーツです。勝ち負けより,自分が紳士的なプレーができたかを問われるのです。紳士的とは,ただ一生懸命チームのためにプレーすることです。それで,負けたのであれば,自分たちの実力がなかったと思うこと。勝てたのは,たまたま運がよかっただけのこと。それくらい謙虚な気持ちにならないと,激しく体をぶつけ合うスポーツに後味の悪さだけが残ります。審判の判定に,選手はその試合が終わった後でもコメントすることは,許されません。コーチも審判の判定にコメントすることは,子ども達がいる前では控えなければいけないかもしれません。相手チームや審判に対する尊敬の気持ちがない選手やチームはは,ラグビーのうまい選手,強いチームであっても,よいチームだとは私は思いません。うまい選手,強いチームの前に,よい選手,よいチームであってほしいと思います。
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島原会長杯戦評(低学年)

2013年07月19日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
今日で1学期も終わりです。成績なんて気にしないとはいえませんが,長い夏休みを楽しんでください。ただ,事故にはくれぐれも気をつけてくださいね。
さて,島原会長杯の低学年の戦評が,佐藤コーチから届いています。

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第一試合(二年嬉野戦)
16-0で勝ち
第二試合(一年島原戦)
9-1で勝ち
第三試合(二年嬉野戦)
20-1で勝ち
第四試合(一年島原戦)
15-1で勝ち


昨日の疲れもなく試合に挑んでくれた子供達でしたが課題は昨日と変わらずと言った所でした。
しかし昨日よりは自分達で考えて声を出してたように思います。
昨日の試合も含めて課題となるところを練習しましょう。
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中鶴交歓会戦評(小4)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。あと1日で夏休みにはいりますね。しっかり計画を立てて,有意義に過ごしてください(多くの大人がこれができずに夏休みを過ごしたのです)。
さて,中鶴交歓会の小学4年の戦評が,宮園コーチから届きました。

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中鶴RS交流戦

久しぶりの土のグラウンドと暑さの中の交流戦でした。こんなコンディションで
はプレヤーは倒れるのを嫌がりますので、アタックではラックを作らず素早いパ
ス回しでボールを繋ぐ、ディフェンスでは敵を倒さずに押してモールに持ち込む
プレーが有効的と思われます。
 4年生の今日の試合の目標は、
1.素早くパスを回すためにいつでもボールが取れるように腕を下げずに声を出す。
そして、2.腕を相手の体に回して倒さずに捕まえることでした。
声を出すのは、暑い中での集中力を保つためにも必要です。
さらに、3.一人一人が責任をもったプレーをするのが最大の目標でした。
午前中の試合の前半は、声が出てパスが回りトライを重ねていきましたが、後半では声が出ない、腕が相手の体に回らずに相手が捕まえられない、さらに他人任せのプレーが出てしまい、内容と得点で負けてしまいました(5T-7T)。

しかし、午後の試合では生まれ変わったように、声が出て、腕を下さずに相手を倒さずに捕まえることができました。そして最大の目標である一人一人が責任を持ったプレーができていました。
目標の1.2.そして3.を達成できた有意義な試合と思います。

猛暑の中、遠方から来ていただいた中鶴RSのみなさまには本当に感謝いたします。

4年生は1勝1敗で実力差は五分五分。
これからお互い練習で頑張って、来シーズンもいい試合をしましょう。
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実力差が五分五分なら,来年が楽しみです。コーチが試合前に必ず今日の目標を伝えていると思います。それがどこまで,意識できるか。なかなか難しいのですが,普段の練習から考える,修正するなど頭を使ったプレーを心がけてください。

中鶴交歓会戦評(低学年)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
中鶴交歓会の低学年の戦評が,佐藤コーチより届きました。

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第一試合(幼児のみ)
8-5で勝ち
第二試合(二年)
11-1で勝ち
第三試合(一年)
12-0で勝ち
第四試合(二年)
12-2で勝ち
第五試合(一年)
6-1で勝ち

晴天で暑い中、初めて試合に出た子もいて負け試合を覚悟していたが,、すべての試合で勝てたのは良いことだが前回からの反省を、修正できてなくて残念でした。
前回より悪い所が増えてるのにはがっかりした試合でした。

1.タックルを手だけで捕まえに行くだけだった。
2.声を出して指示が出来てなかった。
3.ボールを持ってない時にただ見てるだけだった。
4.密集に集まり過ぎて味方同士でボールを取り合う事もあった。

もっと仲間同士で声をかけて考えてプレーをすれば20点以上差を付けて勝てたはずです。次に繋がるようコーチ達もしっかり教えていくのでしっかり吸収してほしいです。
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コーチの言う悪いところを,これからの練習でしっかり修正していきましょう。次の試合まで時間が空くので,次を楽しみにしています。

中鶴交歓会戦評(中学部)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。

先日の中鶴交歓会の中学部の戦評が牧鶴コーチから届きました。

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2013/07/14中鶴ラグビースクール交流戦選評

 少しずつ接点の技術を覚え出し、要所々々では、いいプレイ・いいコンタクトは あったものの、点数的には惨敗したB戦。そして、それを跳ね返すつもりで、迎えたA戦でした。

 福岡Best4の強靱なアタックも、一人一人の「一歩目」の意識で 序盤、なんとか耐え忍び、ナイスゲームの立ち上がりでした。
前半3分、少ないチャンスの中、センター陣の鮮やかなゲイン突破で、先制トライ目前でしたが、痛恨のミス。先制点は中鶴に許してしまいました。
それでも「あと一歩」と奮起し、ナイスフォワードの球出しに、またもセンター陣の一瞬のスキを突く 華麗な突破。イーブンに持ち込めるかと思った矢先、またもミス・・・。(何かのフレーズに「ノックオン、体も痛いが、心も痛い・・・」が心を過ぎる)
それからが、「負の連鎖」3トライ目をノーホイッスルトライで奪われると、『ボォキィッ!!』と音を立てて心が折れ、チームプレイを見失い、ワンサイドゲームへ・・・
 
後半、個人技で あと20センチまで持ち込むも、「誰かが するだろう・・・」の心に負けて、結果、ノートライ。課題が多く残る交換戦となってしまいました。

 ラグビーは、柔道やレスリングと違い、ある意味「無差別級」の種目です。80kgの選手を40kgのが止めなければ 成りません。それには、一つ一つのプレーの意味、一つ一つの行動が大事です。その一瞬の大事さを 少しずつ、ちょっとずつ・・・学べれば と思います。
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戦評ありがとうございます。

勝っているゲームは、皆の気持ちが同じ方向に向かいます。でも、負けていると、立て直そうと思う人、あきらめる人、味方のミスを責める人、ミスをして落ち込む人といろいろな気持ちを持つ人が出て同じ方向で闘えなくなります。これを修正するためには、普段の練習から気持ちを同じ方向に向けて、何度も確認し合うことが必要です。
 これは、ラグビーだけでなく、君たちが大人になれば、チームや組織、仲間と仕事をする時にとても役立ちます。
そのために、ジャージやシャツなど、同じスタイルをし、合宿で同じ時間に行動するのです。コーチの戦評からみると、技術やシステムで劣っている訳ではありません。気持ちの問題です。
選手権に向けて、技術だけでなく気持ちもしっかり調整してください。
期待しています。



大分RS交歓会戦評(小学6年)

2013年07月05日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
6年生の戦評が,南條コーチから届きました。

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大分戦 戦評
6年生の学年になって初めての対外試合。
1本目の試合はそこそこ張り合えたものの、ベストメンバー的な布陣の2本目には完敗の試合でした。
今回の試合で上げる課題は、

1.パスした後の味方をフォローする動きがない

2.ディフェンスで自分の対面(ノミネートする相手)がパスしたらそれでディフェンスが終わっている(相手ボールプレイヤーを複数人で囲むディフェンス意識がない)

3.アタックで相手に向かっていく気迫がない

アタックもディフェンスもチーム全員でやるのです。
アタックで一人が抜けても、敵に捕まったら味方のサポートが必要です。味方にボールを繋いで、繋いで、そしてトライが取れるのです。
ディフェンスも同じです。一人がディフェンスで抜かれた後、誰もタックル出来ずにほとんどトライを取られていた。ラグビーはボール持っている人にしかタックルは出来ません。ボールを持っているプレイヤーは9人からディフェンスされるのです。味方の一人がタックル外れても、近いプレイヤーがすぐに次のタックルをするのです。

8月の大会まであと2試合あります。
全員であきらめずに最後までタックルに行くチームになりましょう。
そして、アタックでは「スペースを突いて絶対抜いてやろう!」、「相手を絶対吹っ飛ばしてやる」といった気持ちで相手に向かって行って欲しいと思います。
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南條コーチの思いが伝わりましたか。アタックでもディフェンスでも,次,次と連続して行うことで,チームとして強くなると思います。
9人全員でプレーするチームになってください。
8月までは,まだ時間があります。自分たちのチームは,どういうチームか考えてみてください。「 KRS Way」をもう一度確認して,これからの試合や練習に臨んでくれたらと思います。

大分RS交歓会戦評(小5)

2013年06月16日 | 戦評
皆様
管理人2号です。まずは、日本代表がウェールズを破るといううれしいニュース。
ラグビーの歴史に残る歴史的快挙です。
さて、5年生の戦評が渡部コーチから届きました。

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  19名参加
  
  スコア

  第1試合
      熊本    大分
 前半   2  -  2
 後半   4  -  2
 合計   6  -  4 

  第2試合
       熊本    大分
 前半   3  -  1
 後半   1  -  4
 合計   4  -  5

前日の夜から降っていた雨も上がり、曇天の涼しい風の中での試合になりました。
 1試合目と2試合目でメンバーを入れ替えて臨みました。
 1試合目は、お互いによく前に出てボールがよく動くゲームになりました。個人個人がボールを持って積極的に走っていました。組織的なアタック・ディフェンスをしていこうという意識が見られて、試合の中で良いプレーが目立っていました。
 2試合目は、バックスはアグレッシブに攻撃にいっていました。パスで相手を崩してトライを取ろうという意欲的な仕掛けが見られました。ただ、フォワードが相手のプレッシャーに我慢しきれずに、前に出れないプレーをしている感がありました。。体格の大きい相手に対して、完全に受身になり、足が止まっていました。バックスがカバーディフェンスに追われてしまい、終盤はラインディフェンスが不足する場面が多く見られました。フォワードはもっと責任感を持ってプレーしてほしい。他人に任せるのではなく、自分たちで走って、進む、止める、ボールに絡む、強い意志を持ってゲームを進めていってもらいたい。悔いが残るプレーだけはしないでほしいと願います。
 それから、全体に言えることですが、もっとゲームを楽しみましょう。目標を個人で持つ、金森校長の要望です。自分たちで目標を立てて、それに近付けていければゲームが楽しくなると思います。
 大分のコーチの方には、モール・ラックの場面を褒めていただきました。直前に練習したボールにかかわるプレーが出たのだと思います。良いプレーはもっと伸ばしていきたいと思います。
 最後に、ホームステイを受け入れていただいた熊本の保護者の皆様、ならびに熊本まで来ていただいた大分RSの関係者各位に感謝を申し上げます。

     5年コーチ  渡辺

          了
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高学年になると、考えるということ要求されることが多くなります。目標を立てるーやってみるーできたー楽しい。これが成長するための流れだと思います。まずは目標を立ててみてください。何となく試合にのぞむと、それは試合に出たということで本当に楽しめていないと思います。目標をたてることは、勉強でもいかせます。楽しめるプレヤーになってください。



大分RS交歓会戦評(小3)

2013年06月15日 | 戦評
皆様
管理人2号です。土曜日は久しぶりの雨でした。日曜は晴れますように。
小学3年の戦評が清水コーチより届きました。

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第一試合
熊本 大分
前半 10 ー 1
後半 8 ー 2
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18 ー 3

第二試合
熊本 大分
前半 5 ー 4
後半 9 ー 2
ーーーーーーーーーーー
14 ー 6

ORSが運動会の関係でベストの布陣ではなかったので手放しに喜ぶ事は出来ないかも知れないですが、この学年としてORSに勝ったのは初めてだったので生徒達は嬉しかった様です。

試合内容としては決して悪くないものであったと思います。
子供達が日頃の練習でやっていた事はきちんと出来ていました。
まず、ディフェンス
タックルには全員が積極的に行っていたと思います。
トライを取られた場面でもゴールラインのギリギリまで相手を追いかけタックルを仕掛ける場面が見れました。
今回がデビュー戦の子も低いタックルは出来なくとも身体を当てて止めに行く姿勢が見れた事は大きな成果だったと思います。

アタックにしてもそれぞれが仕掛け単独で獲るトライが主ではありましたが、裏を返せば各々に空いたスペースを見つけ走り込む判断が出来ていたからこそだと思います。
ラックでもオーバーにきちんと入りボールを繋ぐ事が出来ていました。

反省点としてはゲーム中のコミュニケーションがもっと取れればと…
各コーチが試合前に言っていたようにゲーム中に常に喋るチームになれればと思っています。
練習中からもっと声が出せる様にしないといけないですね

それとディフェンスラインが乱れて点を獲られる場面が見受けられました。
これについてはマイボールかそうでないかが上手くコミュニケーション出来てなかった事やルール等の認識不足があると思いますので次回迄に修正していきたいと思います。

細かい点については色々とありましたが、今後の練習でしっかりとカバーしていき次に繋げていければと思います。

最後にこの学年の素晴らしいところを紹介させて下さい。
このチームは練習でも試合でも他人のミスを絶対に責めたりしません。
チームメイトがそれぞれに仲が良く、強い信頼に結ばれています。
ラグビー精神を小さいながらしっかりと身に付けてくれています。
これからの成長にも期待していきたいです。
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清水コーチが言うように、ミスを責めないというのは非常に素晴らしいですね。
私たちは、ミスをしないでプレーすることはできません。その時に、仲間がどれだけ助けてられるか。
それがよいチームだと思います。強いチームよりもよいチームを目指してほしいと思います。

大分RS交歓会戦評(低学年)

2013年06月10日 | 戦評
皆様
管理人2号です。

佐藤コーチより,低学年の戦評が届きました。

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低学年の戦評です。
幼・小一の第一試合
13-2で勝ち
幼・小一の第二試合
9-6で勝ち
小二の第一試合
8-4で勝ち
小二の第二試合
12-5で勝ち
皆のやる気を感じいい試合を期待したのですが裏切られた感が残る試合でした。

幼・小一も小二も二試合とも勝ちはしたが課題を多く残した試合でした。

ラグビーの基本であり醍醐味のタックルが手で捕まえにいくだけのものが目立ちました。前に出て倒すことで自分達が楽に試合展開出来ることを認識させながら練習をしていく必要を痛感しました。

モールやラックでの二番手のオーバーが居なく見てるだけが多かった。
味方を助ける為にオーバーをして楽に味方にパスが出やすくしなければ次は負けてしまうかもしれません。

毎回声を出す事を厳しく言っているがやはり出ていない
ラグビーではボールより後ろでしかプレーが出来ないため声を出して自分がどうプレーしたいかを伝えるためには大きい声で何回も伝えなければ味方との連携プレーは絶対出来ません。
声出しも練習時から毎回言われてる事なので言われずに出来るようになるといいプレーが目立つようになるはず

皆、ボールを片手で持って走っている。
そこからのしなくてもいいミスをして相手ボールにしていた。
自分達のチャンスが無くなり、ピンチになりかねないのでやはり練習時から厳しく再指導を徹底していきたい。
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佐藤コーチの指摘していることは,すべての学年に共通することでもあります。勝ち負けよりも,普段の練習でやっていることができていなかったことが,コーチの言う「裏切られた感」だと思います。
低学年の保護者の皆様,子ども達にこの戦評を教えてあげてください。


セブンス戦評(中学部)

2013年04月05日 | 戦評
皆様
管理人2号です。中学部のセブンス戦評をお届けします。

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3月17日、僕たち、中学生は第2回セブンズフェスティバルに参加しました。
12人制のラグビーとは違う7人制のラグビーでした。
グランドの大きさは12人制と同じ大きさで、一人一人の仕事量が大切でした。
なるべく倒れずに、ボールを前に運ぶ事や、チームのために身体を張ることが大切でした。
1,2年生はベスト4に入る事が出来ました。

プレーのひとつひとつが考えたプレーをして、ワンプレーの仕事量も僕たちとは比べものにならないくらい
凄いプレーの連発で、僕たちの目に印象深く残りました。
3年生は決勝に進みましたが、残念ながら準優勝でした。

今の自分たちに足りないところを次にいかして、今より次をいいものにしていくために、一人一人が
努力していきたいです。

7人制の経験を12人制でもいかして、8月にあるクラブ選手権で、熊本代表として、胸を張って
プレーして、自分たちのラグビーができるように今以上に頑張っていきたいです。

  1年生 D N
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D N君戦評ありがとうがとうございます。試合の大切なことがしっかり意識していましたね。
課題を意識できるから,次のステージに進めるのだと思います。クラブ選手権までしっかり鍛えて,再度全国へ。

これで,今年度の学年の戦評は終わりになります。
1年間戦評にご協力いただきありがとうございます。スクール生,保護者,コーチの皆様,お時間ありましたら,振り返って見てください。カテゴリーで戦評を選択すると戦評のみ見ることができます。