日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学生ノート

(福)日本聴導犬協会付属・訓練士学校の学生によるブログです。

116.大芝高原で秋を満喫

2014-11-16 23:20:19 | 介助犬訓練
11月に入り日ごとに秋めいてきましたね。
協会のある宮田村は、朝晩はすっかり涼しくなり、毛の短いボクは肌寒く感じる夜も・・。そんな時は、いつも一緒に寝てくれるスタッフさんのお布団にそ~っともぐり込みホカホカのお布団の中で眠るんだ。(*^_^*)

みなさま、いつもあたたかなお気持ちいっぱいのご支援をくださいまして、本当にありがとうございます。みなさまから応援をしていただけますこと、ボク達もスタッフも心から感謝をしております。

ボク、PR犬の「りん」です。ビーグル犬です。秋はたくさんのイベントがあり、ボクもPRのために多くの皆さまのところへお伺いさせていただける機会が多くて大忙し。嬉しい悲鳴をあげてます。
でも、みなさまのお力添えの賜物で、ボク(りん)たちは本当に元気で、幸せな訓練を受けています。

10月最初の土曜日は、とても楽しみにしていた、しつけ教室とパピークラスの行事で、南箕輪村の大芝高原へ行ってきました。
参加犬は、協会からの3頭を合わせて10頭ほど。チワワからゴールデンまで、大きさも種類もいろんな犬が集まったんだ。Pro‐Dogスクールのあと久しぶりに会った懐かしい顔や、ソーシャライザーさんのお宅で大切に育てていただいている、やんちゃ盛りのボクの後輩たちにも会えて、嬉しかったな・・。(^^♪

暑くもなく寒くもなく、ちょうどいいお天気で、高原を吹き抜ける風がとっても気持ちよかったよ。
この日は大芝高原イルミネーションフェスティバルの初日で、ボクたちが行った時はまだ準備中。「トトロ」とかでっかいオブジェがたくさん並んでいて、初めはちょっとおっかなかったけど、普段から社会化の訓練を積み重ねているボクたちはすぐに慣れて、平気で近づけるようになったんだよ。
公園には湖があって、大きな鯉がたくさんいたんだけど、初めて鯉を見たたつ君は興味津々。お友達になりたくて水の中に飛び込んでしまったんだ。ビックリした鯉はみんな逃げちゃったけどね。
ボクたちのような“社会化”がまだまだだね。

公園を散策しながら、たくさんの初めて会った方からもご褒美をもらい、こうやってまた一つ、社会化の経験を積むことができました。皆さまに感謝です。

お昼は、おとうさん・おかあさんたちは 公園内の「味工房」さんで軽食。その間ボクたちは、テーブルの下に敷いてもらった敷物の上で、お行儀よくリラックスして待つことができました。これも、Pro‐Dogスクールで勉強しておとうさん・おかあさんと練習を続けてきた成果の現れだね。上手にできなくても怒ったりしないし、できた時はとびっきりの笑顔で誉めてくれるから、楽しく続けることができるんだ。「怒らない」「できるまで待つ」「できたら誉める」という、ボクたちが毎日協会でやっている訓練も同じなんだよ。

これからもまだまだ、いろんなところへお邪魔し普及活動をさせていただく予定です。これも全国各地で協会の活動をご支援してくださる皆さまのおかげです。ボクたちもスタッフも心から感謝しております。ほんとうにありがとうございます。
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

・・・りん君からのお手紙でした。(^^♪

              日本聴導犬・介助犬訓練士学院 第5期卒業生
                             前田 来仁子