暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

酒蔵

2022年01月09日 | 古民家
 景色が躍る、真夏のあぜ道をサクサクと歩き・・・
背伸びくらいの小高い山を背にした雑木林が見えると・・・ヒンヤリとした佇まいが映り・・・
拒むように・・・迎えるように、時代の影を残している・・・。

日本の伝統文化も伝統技術も・・・暮らしの変化で、消えゆく道をサクサク歩いて・・・
気付いてしまうと・・・繋ぐ想いで躍起になれば、何の為に残すのか解らなくなってしまう・・・。
使い捨ての暮らしは住まいにも影を落とし・・・時間を紡いで行く手仕事は、手軽さを求める多くの声に薄れて・・・
良いモノ・・・貴重なモノを横目に、短くても手軽さを感じられる暮らしを求め・・・
自然にも文化にも、さりげなく目をふさぐようになって行きました・・・。

綺麗に整えられた作業場は・・・古い建屋でも清々しく・・・
甘く若々しい香りがまとわり付いて・・・自然の中で醸す力強さを感じます・・・。
地酒や地ビールがまだまだ遠い世界の話で・・・松尾様にお伺いを立てる世界観には・・・
自然があるから・・・清らかな日本酒は生まれる伝統も残っていて・・・
人が考える伝統と重なり合いながら・・・不思議な世界の日本酒は新しい扉を開けて来ました・・・。
暮らしの中にも・・・そんな新しくて古い想いが、繋がって行けば良いと思います。

コメント
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