暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

造りあげる

2022年01月19日 | 古民家
 窓を覗けば、駆け上るほどの青い色・・・
場所が移れば・・・頭を抑えられるほどの低い空がねずみ色で・・・
広がる世界に、住まい造りの違いが巡り・・・
海があれば・・・窓の外には揺らめく水面があってほしくて・・・
彩りを繰り返す山の姿が・・・振り返れば待っている場所では、里山の暮らしが待っている・・・。

小さな家も・・・大きくて広い家も・・・
手仕事に出会う職人さんは同じで・・・丁寧に組み上げられる住まい造りに違いは無く・・・
少し贅沢な材料や造り方の場所はあっても・・・安心安全で住み継がれる家であることに変わりはありません・・・
造り手も住み手も一緒に造り上げる時間も無くなり・・・出来合いの食材を買うように、手に入る住まい・・・
風土に合った・・・家族に合った住まい造りに関わる職人さんも少なくなりました・・・。

地産地消では、食生活が単調になってしまうから・・・遠くから見知らぬ食材が運ばれる・・・
豊かな食卓にはなるけれど・・・届かなくなった時の暮らしはどうなってしまうのか・・・
地域で育つ伝統や暮らしが無くなり・・・どこに行っても同じ暮らしが広がれば・・・
みんな一緒で安心だけれど・・・地域の文化が無くなり、多様性が育てる暮らしが育た無く、誰も目を向けない場所になってしまうような気がします。






コメント
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