暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

進化

2022年10月05日 | 古民家
 このまま進めば・・・あぶないと目は知っているのに、身体は止まらず歩いてしまう・・・。
守られるにも理由があり・・・守るにも訳があり・・・
小さな自分に声を掛けて・・・世代は繰り返し、頂いた言葉をまた伝えて行く・・・。

伝統の催しが止まる理由は星の数ほどあるけれど・・・始まりがあれば終わりがあって・・・
どうしようもない力が寄せ集まって、ぎこちなく事はしぼんでしまう・・・。
つらい事は長く・・・楽しい事は瞬きでも、苦しいほど忘れられず・・・
脚色されて楽しい思い出が残される・・・。

素材をそのまま手に入れる時代が贅沢で・・・加工されたお手軽な暮らしが進めば・・・
竈で煮炊きし・・・お庭で野菜を育てる毎日の方が、環境に負荷があると言われそうな気もする・・・。
遠い知らないどこかで、暮らしのすべてが作られて・・・それを使うだけの人達になれば・・・
伝統や文化は色を消して・・・こじんまりとしたお一人様の住まいに・・・
変わり映えのしない食事が送られて・・・
地域の関りが吹き飛ぶ・・・風変わりな文化が生まれてしまう・・・。
映画や小説で見る未来の住み方が理想なら・・・進化した文化的な暮らしとは・・・
人ではいられない時間を手に入れる・・・ような気がする。



コメント
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