暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

丁度いい

2022年10月07日 | 古民家
 雑草が敷き詰められ・・・ザクザクと生い茂る間の小さな花は・・・
埋もれる事も無く緑の中で輝いて・・・所在無いようで、大きく輝いている・・・。
安普請の住いに銘は無くても・・・丁寧に組み上げられた造りに暮らしは守られ・・・
地域の時間に残されて、飽きるほど繰り返し続いて行く・・・。

海の近くに住む人も・・・山の中に住む人も・・・
それぞれの関りが廻りながら・・・町は変わって来たけれど・・・
ほどほどの暮らしをわきまえて・・・足元を崩してしまう暮らしでは無かったものを・・・
やたらめったらに手を掛けて・・・迷信や祟りで守って来た理を踏み越えてしまい・・・
目に見えない・・・何か大切なモノを守って来た暮らしに背を向けてしまった・・・。

説明出来ない何かに蓋をしてみたり・・・優しく守ってみたり・・・
力づくで無くしてしまうのではなく・・・互いに共存するのを当たり前に・・・
暮らしに彩を添える物語や神話に置き換えて・・・言い伝えとして残して繋いで行く・・・。
台風や雷が、神の怒りや恐れ・・・戯れや遊びと思えるのか・・・
荒唐無稽な時代と思えても・・・そこに自然を置き換えれば、暮らしに帰ってくるものばかりで・・・
敵う事の無い相手は・・・自分たちの暮らしを支えてもくれている大切な相棒と思えば・・・
この先も細々、持ちつ持たれつが丁度良いのかも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする