おん宿かわせみの本に卯の花のお話が出てきます
若い武士とおつきの女性の二人がかわせみに宿を
とります二人はかたき討ちを探しているのがわかります
神林東吾は狸穴の道場で老齢に差し掛かったと思われる
夫婦を気に留めます
実はこの今でいえば中年だといえばいい夫婦が
探している敵で妻と思われる人は若い武士の母親でした
若い二人の恋も絡み武士は敵に巡り合うのですが
いざ仇をとろうとするときに卯の花が匂ってきます
それで母親に思いがいきます
とこのお話も親子の情が花に絡んだお話です
結局かたき討ちをあきらめた武士はおつきの女性と
連れだってかわせみを旅立ってきます武士を捨てる覚悟をします
というお話で卯の花に興味を持ちました
我が家には今3種類の卯の花があります
匂うのは梅香うつぎですね
平岩先生はかわせみの中にうまく花を取り入れて見えます
またいつか違った花の話をご紹介したいと思います