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朝焼けの霞ヶ浦・宝篋山の尾根から うっすらと光るのが霞ヶ浦で、明かりが見えるのが旧出島の半島
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夕焼けの富士山・宝篋山・山頂から (いずれも18日撮影)
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つくば市の宝篋山は、標高が461メートルしか無いが、目の前に関東の平野が広がり
遮る物がないから、西から南にかけての展望は抜群である。
その展望の写真を撮ろうと思っているのだが、なかなかチャンスが巡ってこない。
それで先日、宝篋山の山頂でお会いした方から聞いた、茨城と栃木県の県境にあると言う
超展望の山「尺丈山」に下見に行った。
標高は511メートルしか無いのに、富士山が見えるという。
その言葉に引かれたのである。
常陸大宮市の観光協会のホームページで場所を確認し、山旅地図で緯度と経度を調べて
カーナビに入れた。
常陸大宮市の国道293号線を走り、花立トンネルを抜けて鷲子交差点で29号線に
右折する。(道の駅みわは、鷲子で左折した所に有る)
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鷲子の交差点・ここで29号線方面に右折する
29号線に入ると、尺丈山への案内板が出ているので、交差点では注意すること。
最初の高部での左折箇所を見おとさなければ、間違いなく行けます。
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高部の左折場所・細い道に入るので注意 塀の青く見えるのが案内板
次の左折場所は、石川林産という大きい製材所の前を通り、右カーブを曲がって
すぐに尺丈山の案内板がある所で左折する。
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ここで左折する
和田川沿いの道を走って、右にこの案内板が立っている所で右折する。
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右折して和田川の橋を渡り、狭い道をひたすら走る。
右にこの登山口の看板があったら、そこが駐車場所で数台のスペースがある。
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看板の左側が登山口で、写真に写っている小屋の前を登って行く。
歩きたくない人は、そのまま車道を車で山頂直下の駐車場まで走ればよい。
但し、作業用の林道なので、対向車とのすれ違いが難しい程道は狭いし、曲がりくねっている。
登山道には、一合目から九合目までの道標が設置されている。
途中は杉や桧の林の中なので、展望は無いが、迷う事はない。
八合目の先に駐車スペースがあり、車で登った人は、そこに駐車する。
トイレも設置されているが、和式で多少汚いのが難点。確か男女共用だったので注意すること。
山頂には神社があり、神社の裏が三角点のある山頂になっている。但し周辺は杉が有って
展望は無い。
ただ山頂はほぼ平坦な尾根になっていて、神社から離れれば絶景の展望が広がる。
展望台も有り、休憩小屋も有る。
お薦めは休憩小屋のテラスの展望台、那須、高原山、尾瀬、日光連山から富士山まで
一望に眺められる。
山頂尾根の北側では、八溝山から奥久慈男体山、高鈴山まではっきりと見渡せる。