午後2時36分、山の鼻のビジターセンター前を出発
木道の脇に咲き残りのヤマトリカブトが有った。
この写真を撮った後、先の木道で登山者が集まって
立ち止まっていた。
どうしたのか聞いたら、この先に熊がいるという。
男性の一人が携帯で撮ったという熊の写真を見せて
くれた。
見ると子熊の様であった。
「子熊ですね」と言うと、隣の女性が「子熊なら
母親もいますよね」という。
「熊は一歳前後まで母親と一緒に行動するので、母熊も
いるはずですよ」というと「子熊をつれている母熊は
やばいですよね」心配そうに言う。
「何か音のするもので、音を出せば向こうから逃げて
くれますよ。」と私が言うと、写真を見せてくれた男性が
大声で叫びだした。
一番先頭にいた青年が「子熊が逃げて木の陰に隠れました」
と言う。
「どこどこ」と聞くと「あそこの木の陰」と指さす
そこを見ると、笹の葉が揺れていたが、熊の姿は無かった。
「鳩待峠までの間に、熊よけの鐘が設置してありますから
それを鳴らして行きましょう」と説明すると、皆合点して
歩き出した。
もちろん私は熊よけの鈴を付けていたが、その鐘を思い切り
鳴らして通った事は言うまでもない。
鳩待峠までのコースも、ブナや楓が有って、紅葉が
彩りを添えていた。
先の方でわざわざ戻ってきて撮影している人がいた
そこに行って見ると、こんなボリュームのある紅葉が
広がっていた。
激しいローターの音を響かせながら、護岸工事の
ヘリが資材を運んでいる。
彼方には至仏山がくっきりと見えていた。
至仏山側から西日が差し込み、楓の真っ赤な紅葉が
見事で有る。
が何と言っても、このコースのハイライトはブナであろう
それも斜光線にきらめくブナの黄葉は、いつまでも見て
いたい光景である。
山の鼻から鳩待峠までのコースは、階段の登りが続き
つかれた体にはきついコースだ。
途中のベンチで休みながら登った。
それでも15時38分には鳩待峠に着いた。
結果的には余裕で終バス時刻より早く着いたが
またもや大汗をかいた山登りであった。
(晴天の尾瀬を歩く、最終回)
=============================================
サッカーワールドカップ・アジア最終予選
まさかロスタイム直前で逆転するとは、凄すぎる!!
オマーンは、ホーム試合では負け無しだったと言うから
逆転されたら、観客がすぐ帰ったというのは、ショックの
現れなんだろうなー。
得点した選手も凄いけど、お膳立てしたアシスト選手も
スゴイよね。
バテバテの遠藤がゴール前に詰めて流すとはあっぱれ!!
ドリブル突破した酒井も立派!!
===========================================
それに比べて
やけくそ解散を決めた野田総理
年寄りいじめの年金減らしとは何事
これから毎年減らし続ける予定とか
何のための消費税だったの
======================================
山に行く途中に、立派な門構えの農家の前で
車いすに乗った老父が落ち葉を掃いていた。
ぎこちない手つきで必死に掃いているその姿に、山に行く私は
何故か後ろめたい気持ちであった。
車いす 乗りて老父の 落ち葉かく
山行く我の 後ろめたさよ