花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

会津・檜枝岐の花と絶景の尾根歩き

2012年06月25日 | 登山

大津岐峠から燧ヶ岳を望む2012年6月24日

上の写真に対応する展望図
至仏山の手前に有る大杉岳に伸びている赤い線は大杉林道で
大津岐峠から大杉岳を経由して御池に至る。
燧ヶ岳の手前の山の赤い線は、送電線巡視路(東電の送電線
管理用の作業道)


今回歩いたコース図、キリンテ登山口から大津岐峠に登り
大杉林道の残雪の尾根道を歩いて、送電線巡視路を下って
七入りバス亭に降りた。

大津岐峠の巨大標柱が倒壊
残雪時期は、分岐の目印が無く道迷い多発してます注意しましょう

以前、大津岐峠に有った巨大標柱、豪雪でも判るように巨大な
標柱が建てられ、富士見林道、大杉林道、キリンテ登山道の
分岐を示す目印となっていたが、倒壊したため、残雪期の
分岐が判らなくなっている。写真は2010年7月に撮影したもの
2011年の6月にも同じコースを歩いたが、その時にすでに
無くなっていて、大津岐峠の現在地が判らない状態だった
(大津岐峠一帯が、残雪に埋まってコースが見えませんので)

参考のために、大津岐峠の拡大図を掲載、「倒壊大津岐峠
大標柱跡」と書いてあるポイントから南に、キリンテ登山道と
結ぶショートカットコースが有るが、残雪期は見えないので
残雪の南側の下に注意、笹の間の木道が見えるので
この日も、分岐が判らず大杉林道に行ってしまい、途中から
戻って来られた方が数名いらっしゃいました。

また大杉林道は、冬期の赤い目印テープが少なく、残雪も多い
ので、コースがわかりにくいです。
できればGPSなどの持参が望ましいと思います。

同じコースを歩いた昨年のブログ
大雪原を越えて花満開の尾根へ・会津檜枝岐

梅雨の晴れ間になった登山日
会津檜枝岐のキリンテにある「バンガロウ-&キャンプからまつ」に
予約を入れたときは、こんな晴天になるとは予想もしなかった。

2012年6月23日
いつもの花友二人と私の三人で、花友Kさんの運転する車で
午前10時45分頃つくば市を出発。
途中渋滞に悩まされながら、4号線を走り、矢板から高速に
乗って東北道を北上、西那須野塩原で降りて、400号線で
塩原の温泉街を抜けていく、塩原渓谷を過ぎると車の数も減り
ようやく順調なドライブになった。
上三依で国道121号線に合流して山王峠を越える。
352号線に左折して会津檜枝岐を目指すと、檜枝岐の遠い事
を実感する。
南会津町から檜枝岐に入ると、様相は一変する。
田んぼが無くなっていく、両側から迫る山に遮られて日光の
あたる時間が短く、稲作ができない冷涼な気候なのだ。
だから檜枝岐は、そばを主食とする山間集落となった。

豪雨の爪痕を残す崩落地の工事が至るところで行われている
スノーシェッドと呼ばれる防雪用のトンネルが続き、三ツ岩岳
の山開きの旗が風になびいていた。
スノーシェッドの脇が駐車場らしく、車が沢山止まっている

ようやく檜枝岐のキリンテにある「からまつ」についた。
バンガローの料金は、一人2500円である。
受付を済ませると、無料で温泉に入る券を貸してもらえる。
私は寝不足だったので、温泉にも行かず、バンガローで
横になった。
布団も掛けずに寝ているねと、涼しいくらいの気温である。

花友が帰ってきたので、炊事場のある建物のテーブルで
夕食にした。
私は尾西の携帯食料の混ぜご飯にお湯を入れて、15分
できあがったらよくかき混ぜて食べる。
これはなかなか味も良い。
水で作る場合は、1時間かかるので、山に行く場合は
出発するときに水を入れておけば、昼にはできあがっている
寸法だ。

夕方になると、空は青く明るいが、両側から迫る山並みで
太陽は隠れて陽はささない。
夜はきっと星空が凄いだろうなーとつぶやくと、御主人が
「寝ころんで見たら凄いですよ。」という。

続く


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