栃木県の佐野市と岩舟町の間にある「みかも山」は、田中澄江さんの
「新・花の百名山」にも紹介された花の山ですが、特にかたくりの時期は
訪れる人が多く、ここ数年は混雑を敬遠して行きませんでした。
佐野市のかたくりの里に有る案内図
栃木市都賀町に有る「大柿のカタクリの里」に東一華を撮りに行く
計画だったので、ついでにみかも山に様子を見に行ったという訳です。
前回は岩舟町側に行ったので、今回は佐野市側に行ってみることにしました。
ところが、天気予報が外れて、気温が上がらず、気温が上がるのを待って
時間調整するために、予定になかった山登りをすることにしたのです。
かたくりの里の入口付近にある湿地に植栽したと思われる水芭蕉
登山道の脇にジヤノヒゲのルリ色の実が沢山残っていました。
今回歩いた登山コースのGPS軌跡図
ただ上りの時、電源を入れ忘れて、下りのみのコースです。
登ったのは、みかも山の最高峰「青龍ヶ岳、229メートル」
上りはかたくりの里から右に曲がって、展望台に抜けるコース
でしたが、展望台と言っても、木に遮られてあまり見えません
そこからは、丸太を埋め込んだ階段を登っていきます。
前をグループで歩いている人たちに追いついたので、ジャノヒゲ
の写真を撮ったりして間を開けました。
道沿いには、ツツジの木が沢山有ります。さすがはツツジの県です。
長い階段道を上り切ってホットすると、その先にはさらに急登の
階段がありましたが、頂上はすぐでした。
青龍ヶ岳の頂上
崩落防止の工事なのか、北西から南西にかけての斜面が刈り払われ
工事をした跡が残っていた。
反対側は鉄塔が建っており、フェンスで覆われているため展望は無い
工事のおかげで、西側の展望はすばらしい。
北西の日光連山から赤城山まで遮るものがない。
唯一残念なのは、鉄塔から伸びる電線がある事だ
誰かが「富士山が見える」と叫んだ。
頂上にいた全員が指さす方向を見た。
よく見ると薄曇りの雲の中に、雪を頂いた三角の山がうっすらと見えた
私もその気になって、後から来た人に「富士山が見えますよ」などと
教えていたのだが、自宅に帰って展望図を見ると、それは浅間山だった
あの時間、みかも山の頂上に来た人たちは、浅間山を富士山と思って
帰ったに違いない。
その片棒を私も担いでしまった訳だから、一生の不覚である。
地元の宝篋山で、浅間山を富士山に間違える人がいたが
今度は自分がヘマをやらかしてしまったのだ。
あのときみかも山に登った人たち、ごめんなさい。
お詫びにカシミールで作った展望図を掲載します。日光連山から反時計回りで作りました
展望図1、レンズ85ミリの設定、日光連山から日光白根山
展望図2、日光白根山から袈裟丸山
展望図3、鳴神山から赤城山
展望図4、石尊山から浅間山
展望図5、浅間山から茶臼山
展望図6、赤久縄山から唐松尾山
展望図7、妙法ヶ岳から富士山
展望図の設定に誤りが有ったため、3月26日修正した展望図と
差し替えました。
ご迷惑をおかけしましたことお詫びいたします。
みかも山の南口から登った「富士見台」からは富士山が見えると
ハイキングマップに出てましたが、青龍ヶ岳からはよほど条件が
良くないと厳しいかも。
明日は森づくりボランティアなので、ブログをお休みするかも
しれません。
そのうち、実際の写真を掲載しますが、山の輪郭が判るように
明るさとコントラストを変えて加工したものとなります。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
このブログに掲載の地図およびGPS軌跡図等は国土地理院の
承認を得ています。
「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」
「新・花の百名山」にも紹介された花の山ですが、特にかたくりの時期は
訪れる人が多く、ここ数年は混雑を敬遠して行きませんでした。
佐野市のかたくりの里に有る案内図
栃木市都賀町に有る「大柿のカタクリの里」に東一華を撮りに行く
計画だったので、ついでにみかも山に様子を見に行ったという訳です。
前回は岩舟町側に行ったので、今回は佐野市側に行ってみることにしました。
ところが、天気予報が外れて、気温が上がらず、気温が上がるのを待って
時間調整するために、予定になかった山登りをすることにしたのです。
かたくりの里の入口付近にある湿地に植栽したと思われる水芭蕉
登山道の脇にジヤノヒゲのルリ色の実が沢山残っていました。
今回歩いた登山コースのGPS軌跡図
ただ上りの時、電源を入れ忘れて、下りのみのコースです。
登ったのは、みかも山の最高峰「青龍ヶ岳、229メートル」
上りはかたくりの里から右に曲がって、展望台に抜けるコース
でしたが、展望台と言っても、木に遮られてあまり見えません
そこからは、丸太を埋め込んだ階段を登っていきます。
前をグループで歩いている人たちに追いついたので、ジャノヒゲ
の写真を撮ったりして間を開けました。
道沿いには、ツツジの木が沢山有ります。さすがはツツジの県です。
長い階段道を上り切ってホットすると、その先にはさらに急登の
階段がありましたが、頂上はすぐでした。
青龍ヶ岳の頂上
崩落防止の工事なのか、北西から南西にかけての斜面が刈り払われ
工事をした跡が残っていた。
反対側は鉄塔が建っており、フェンスで覆われているため展望は無い
工事のおかげで、西側の展望はすばらしい。
北西の日光連山から赤城山まで遮るものがない。
唯一残念なのは、鉄塔から伸びる電線がある事だ
誰かが「富士山が見える」と叫んだ。
頂上にいた全員が指さす方向を見た。
よく見ると薄曇りの雲の中に、雪を頂いた三角の山がうっすらと見えた
私もその気になって、後から来た人に「富士山が見えますよ」などと
教えていたのだが、自宅に帰って展望図を見ると、それは浅間山だった
あの時間、みかも山の頂上に来た人たちは、浅間山を富士山と思って
帰ったに違いない。
その片棒を私も担いでしまった訳だから、一生の不覚である。
地元の宝篋山で、浅間山を富士山に間違える人がいたが
今度は自分がヘマをやらかしてしまったのだ。
あのときみかも山に登った人たち、ごめんなさい。
お詫びにカシミールで作った展望図を掲載します。日光連山から反時計回りで作りました
展望図1、レンズ85ミリの設定、日光連山から日光白根山
展望図2、日光白根山から袈裟丸山
展望図3、鳴神山から赤城山
展望図4、石尊山から浅間山
展望図5、浅間山から茶臼山
展望図6、赤久縄山から唐松尾山
展望図7、妙法ヶ岳から富士山
展望図の設定に誤りが有ったため、3月26日修正した展望図と
差し替えました。
ご迷惑をおかけしましたことお詫びいたします。
みかも山の南口から登った「富士見台」からは富士山が見えると
ハイキングマップに出てましたが、青龍ヶ岳からはよほど条件が
良くないと厳しいかも。
明日は森づくりボランティアなので、ブログをお休みするかも
しれません。
そのうち、実際の写真を掲載しますが、山の輪郭が判るように
明るさとコントラストを変えて加工したものとなります。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
このブログに掲載の地図およびGPS軌跡図等は国土地理院の
承認を得ています。
「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」
今日の記事の件は弘法にも筆の誤りのようなことです。
浅間山の冠雪の姿は富士山によく似ています。
私にも、山道で富士山が見え始めたかと思い、急に元気が
でることがあります。三毳山の富士見台で見る富士山の姿は
なかなか良いと思います。しかし、この山で私は浅間山を
はっきりと見たことがありません。残念です。
ところで、カシミールで作られた展望図は、私にとって
たいへんありがたいものです。鳴神山を含めて近所の山から、
これらに類似した展望ができるからです。山座同定の時に
参考にさせてただきたく思っています。
知ったかぶりしてますが、実は方向音痴で良く間違えるんですよ。
山に行くときは、だいたい展望図を持参するのですが
今回は登る予定が無かったので、持参してませんでした。
しかも、誰かが「ここからは浅間が見えない」とか言うのですから、すっかり信用してしまいましたよ。
展望図がお役に立てたら嬉しいです。
一応ここに載せた展望図は、レンズ85ミリの設定の画角になってますが、
銀塩カメラの画角だと思われます。
展望図のリクエストが有れば、作成しますのでご連絡ください。
Yahooボックスを持ってますので、そちらに掲載します。