映画と海外ドラマと猫

「私の国」を観てから韓流にハマってます。

「痛いほど君が好きなのに」という映画。

2010-07-15 21:55:44 | Weblog
昨日の夜中にwowowで放送していました。
録画していたので、先程、見終わりました。

E・ホークが原作・監督・脚本・出演を手がけた
自伝的恋愛ドラマ。

あまりラブストーリーを見ない私が何を思ったか??
見てしまいました。

舞台はNY。役者志望のだらしなさそうな主役と
歌手志望の個性的な女の子。
どちらもが育った家庭に問題を持ち、
それ故に考え方、感じ方にすれ違いが生じる。

イーサン・ホークの自伝?有り得る。と納得しながら
本人はその主人公の父親役で出て来ました。

スムーズに進行する恋愛が全てではない。
こういう事の方が実際には多いんです。

主人公の母親の言葉。
「人生なんて結局はどちらを選ぶか、2つだけよ。
ポジティブに過去を忘れて、良い方に前向きに生きるか、
いつまでも過去に縛られて落ち込んで生きるか。」
「私だって、教科書売り歩く人生になるなんて思ってなかったけど
仕方無いでしょ。そう、彼氏が出来たのよ。
不思議よね、いくつになっても恋って出来るのね」
こんな話。
息子が失恋で落ち込んでいる時に新しい恋人のことを打ち明ける母。
たくましい。

どんなにショックが大きくても、いつまでも傷ついていてはダメなんですね。
そんなことを21歳の主人公は悟って前向きになった映画でした。

音楽も素敵な映画でした。

コメント (6)
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