『捜査官X』の監督である、ピーター・チャン監督がこのほど、
これまでの自分の人生を振り返ってつづった「自己的路」を出版した。
チャン監督と言えば、映画『ラヴソング』、『ウォーロード/男たちの誓い』などを世に送った、香港の“ヒット・メーカー監督”だ。
それだけに、中華圏で活躍する俳優やスターについては、「卓越した識見の持ち主」と言える。
アンディ・ラウについては「マクドナルドのハンバーガーのよう」と評した。
“持ち味”は20年間も変わっていない。「ごちそう」ともいえない。
しかし、大衆に熱く支持されている。
「ファンではない人をも説得する力をつけた。それが彼の特徴になった」という。
トニー・レオンについては「中華圏のロバート・デ・ニーロ。コメディでも、深みのあるシリアス作品でも素晴らしい演技を見せてくれる」と評価。
エリック・ツァンは「とても面白いが、演技はオーバー気味」、
レスリー・チャンは「監督になれる才能を持つ人」、
ドニー・イェンは「真っ直ぐな性格で天真爛漫」と評した。
監督らしい意見ですね~。面白そうな自叙伝です。