ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

恋すると、人は不安になる。

2019年07月08日 12時47分47秒 | owarai
彼と会うようになって、私の
心が少しずつ柔らかくなって
いくのがわかった。

常にとくとく心臓の音が
聞こえて、心は体につなが
っているのだと改めて気づか
された。


YouTube
Bill Evans-On Green Dolphin Street

https://www.youtube.com/watch?v=8wwxaJ80nCg

「女を売らず女を捨てず」

2019年07月08日 11時21分51秒 | owarai


日本の女には、二通りしかない
ような気がする。ギャルかおば
さんか。あるいはミスかお母ちゃんか。

結婚する前は確かにお嬢さんだった
のに、二、三年もすると名実ともに
お母ちゃんになってしまっている
女性があまりに多い。

「女」がいないのだ。
コケティッシュな女はうんざりする
ほどいる。しかし媚びとセクシーさ
とは雲泥の差だ。

媚びというのは、表面にとってつけた
ひだひだ飾りだ。セクシーさは、内側
から匂いたつものだ。媚びはベトベト
していて不潔だが、セクシーさは、
軽やかで清潔だ。

媚びようと思えば媚びれるが、セクシ
ーにしようとしてもそうはいかない。
それはとってつけたように身につくも
のでも、テクニックでもないからだ。

仕事をしている女の人たちが、男たち
に混じってきちんとやっていこうと
したら、媚びは厳禁だ。「女を売らない
こと」だ。

「女」だということで世間が許して
しまうことに対して、甘えないこと
だ。

「女」を武器にせず、「仕事」の内容
を武器にするべきだ。

けれども「女」を捨ててしまっても
いけない。「女を捨てず」にがんばる
べきだ。

「女」を放棄したおばさんたちは、も
うおばさんですらない。おじさんだ。
男のおじさんたちより更に恥を知らな
い最悪のおじさんになり下がる。

なんでそう簡単に「女」を捨ててしま
えるのだろう?「女」で居続けること
は、こんなに素敵なのに。こんなに
ドキドキすることなのに。

鏡に映る自分の姿を眺めて、これは
もう男に見せられない躰だと「女」
を捨ててしまった例を知っているが、
なんてもったいない。

肉体が恥ずかしかったらダイエット
でも運動でもすれば良いのだ。あっさ
りとあきらめるのは、きっと怠慢で
ある証拠だ。

「女」を売らず「女」を捨てず、女で
あり続けることを楽しんでもらいたい。






こころの財産

2019年07月08日 09時29分25秒 | owarai

芹沢光治朗の自伝的大作『人間の運命』
の中で、主人公の次郎はこう語っている。

「子ども心に、財産とは何であろうか、
その財産を神に捧げたいということは
どういうことか、貧乏になって不幸だ
と大人の言うのはどういう意味か、

必死に考えた。自分は貧乏であると
知っているが、そのために裸足で
学校に行き、一片のさつまいもを
弁当にしても、教室で学んだり、

運動場で騒いだり、下校の途上喧嘩
をしたりして、幸せである。

貧乏のために、学校から帰っても、
海辺へ打ち上げられる木片を拾いに
行き、林や山へ落ち葉をかきに行か
なければならないが、

未開人のように自然の中に、自由に
生きていて、幸せである。

それなのに、大人はなぜ不幸であろう
かと、真剣に考えた・・・・」

今私たちは、確かに物質的には豊に
なりました。食べ物は、世界中のもの
が季節に関係なく食べられます。

寒さ暑さも、エアコンのお蔭で快適
にしのげるようになりました。
移動も、車や電車、飛行機で世界中
を簡単にできます。

でも、豊かな自然は消え、人間関係は
ギスギスしています。それが本当の
幸せなのでしょうか?




YouTube
Bill Evans - When I Fall In Love

https://www.youtube.com/watch?v=adPpG0Dnxeg




『わたしたちは、肩を並べて歩いた』

2019年07月08日 04時49分29秒 | owarai
はにかみがちな微笑みを
浮かべて、足早にわたしの
方へ向かってくる、彼。

わたしはその時、いったい何を
感じていたというのだろう。
景色の中から、彼が抜け出して、
飛び込んでくる。

わたしの目の中に、
食い込んでくる。
彼がわたしの人生に。

わたしはもう、このことから、
逃げられない。

彼の姿を目にした時、胸の中で、
火の粉のように飛び散った思い。
それらを拾い集めて言葉にすれば、
そんな風になる。


YouTube
絢香:真夏の果実

https://www.youtube.com/watch?v=8FS5aKlHfCE

放念を×5  友だちに戻れないかもしれないと思えば寂しい口づけなども

2019年07月08日 01時22分47秒 | owarai
忘れな草の水色を滲(にじ)
ませた、夕暮れ前の空。

ときどき、急に何かを思いだ
したように、吹いてくる突風。
ここは成田空港の出発ロビー、
ごーっと唸るジェットエンジ
ン音。

日常から切り離された、どこ
かよそよそしい、緊張を孕(
はら)んだ空気に包まれて、
わたしたちはただ、寄り添っ
ていた。あのひともわたしも、
言葉を失っていた。

五分前に会えた、でも五分後
に迫っている、別れを前にし
て。

「驚かせてごめんなさい。で
もどうしても会いたくなって」
「俺も。もう、どれだけ会いた
かったかというと」

言葉はそこで途切れて、長い両
腕を持てあますようにしながら、
ぎこちなく、それでいて、まる
で電流のように容赦なく、

あのひとは、わたしの躰を抱き
しめてくれた。男の腕だと思っ
た。欲望を感じた。わたしの
欲望だ。心臓が、早鐘を打ち
鳴らしていた。

あのひとに、聞こえてしまうの
ではないかと思えるほど、好き、
好き、好きと。恥ずかしいくら
いに。でもその時、わたしの耳
はちょうどあのひとの心臓真上
にあった。

だから、聞こえた。あのひとの
胸の鼓動。それはわたしの鼓動
よりも何倍も烈しく、波打って
いた。
それから、キスがやってくる。

「有るには 忘れ」

2019年07月08日 01時15分45秒 | owarai
天気のいい休日、のんびりと
散歩している老夫婦の姿を
見た。

”老ふたりお互いに
空気となり合ひて有るには

忘れ無きを思わず“

いないことを思わない、たとえ
「死」というものが、ふたりの
肉体を一時的に引き離したとし
ても、
心はいつまでも「無きを思はず」
なのだ。


YouTube
"Butterfly" - Gretchen Parlato & hr-Bigband

https://www.youtube.com/watch?v=X56EdGhz3a4