あの日から・・・・。
あの日からまだ一週間しか
経っていないのに何故か、
遠い想い出のような気がしま
す。
人はいつも、あの日へ、あの
場所へ帰れたらと思うもので
しょうか・・・・。
金沢を歩いた。たった一日を
胸の中で何度も膨らませ、想
い出を手繰り寄せています。
でも本当は、あの日あの場所
へだけでなく、もっと遠くの
時を巻戻し、もっと早く君と
出逢いたかったと思っています。
愛することが悲しみの始まり
なら、この切ない悲しみを、ど
こまでつれて行くのか。
ボクたちが歩ける未来は、ほ
んの小さなあしただけだと思
うと、また淋しくなります。
こんなこと書くと、コロコロ
と笑いながら「どうして、あ
したを考えるの・・・・?」
そんな風に言われそうですね。
ボクが怯えているのは、別れ
という影でもなく、美しさとい
う君の幻でもありません。
生きることが、こんなに痛い
ことだと、この歳になって初
めて知りました。
何故、神は、男と女をお造り
になったのか・・・・。
遠い遠い昔、人間はひとつだ
と思います。
引き裂かれた、心と心。
でも本当の自分の離れた心を
探すことは難しのでしょうね。
今、家庭という型に、心をはめ
込んでいる自分の姿が見えま
せん・・・・・。
また、理屈ばかりの手紙になり
ましたね。
君という存在は、ボクにとって
の明日なのです・
一日、一日のあしたが見えれば、
このままでもいいのでしょうね。
週末は時間が取れそうです。
いつもの場所で。