ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「若葉の頃」

2017年09月17日 08時27分49秒 | owarai
十五歳のころ、人はどっさり
色んなことを考える。

人生問題をほとんど残らず
発見する。

あとは、それに慣れっこに
なって、

だんだんそれを忘れてゆく。

「カクテル フレンチキス」

2017年09月16日 21時12分40秒 | owarai
シーツとシーツのあいだで
起こった出来事は、シーツと
シーツのあいだに、とどめて
おかなくてはならない。

そこで見た夢、聞いた話、そこ
で感じた幸福、そこで得たすべ
てのことは、それ以外の場所で
は色を失い、命を失う。

わたしは彼女に言ってあげた
いと思った。だから、思い出も
希望も、絶望も願望も、いいこ
とも、そうでないことも、誰に
も喋ってはだめよ、と。

言葉にした途端、それらは空中
で分解し、あっけなく霧散して
しまう。

だから、何もかもそっと、胸
の中に仕舞っておかなくては。
もしもそれが、あなたの人生
において、すごく悲しいけれ
ど、すごくたいせつな恋だと
思うのであれば。

そう言ってあげたいけれど、
わたしが何を言っても、どん
な話をしても、今の彼女を止
めることはできない、という
ことだけが、わかっている。



「花野」

2017年09月16日 21時10分37秒 | owarai
秋の草花が咲き乱れる
野原を「花野」という。

秋の草花といえば、
萩、葛、撫子、桔梗、
女郎花(おみなえし)など

どこか寂しげなしみじみ
とした風情がある。

”なにとなく君にまたるるこ
こちして出し花野の有月夜
かな”
       ー与謝野晶子ー

毎年、秋になると
 
きみとよく ここへ来たよね

花野を揺らす風に吹かれて

ぼくたちの未来について思い
を馳せた

今はもう 思い出を

数えることしか できないけれど

【浮寝鳥】うきねどり

2017年09月16日 13時46分40秒 | owarai
「金色の夕陽が落ちる湖で
まどろみかけた水鳥が
ふと首を上げ一声鳴いた

しんと静まる湖面の水は
何も答えてくれないけれど

大丈夫 世界はまだそこに
ある

薄墨に広がる夜が何もかもを
隠しても

きみを包んで
そこにあるから」

『あてどもなくさまよう想い』
冬の湖などで、雁や鴨が水面に
浮かんだまま眠っている姿を
ご覧になったことはありませ
んか。

水上で長い首を羽の間に入れて
丸くなる水鳥たち。

ずいぶんと器用な格好で眠る
ものです。水鳥のこうした習性
を「浮寝鳥」と呼ぶのですが、

彼らが水上で「浮き寝」をする
様子は、のんびりしているよう
でいて、不安定なものに見えて
います。

だから、昔の人々は、心配事を
抱えて安らかに眠れない夜の
自分自身を、しばしば「浮寝
鳥」にたとえたものでした。

和泉式部が「木のうへにうきね
をしてぞ思ひやる」と歌ったの
も、恋ゆえの心配からまんじり
ともできずにいた夜のことです。

また、光源氏と一夜限りの関係
を持ってしまった人妻の空蝉は、
その逢瀬を「浮き寝」にたとえ
ています。

平安時代の人々にとっても、
不倫の恋は不安定なもので
あったのでしょう。

おはようございます。

2017年09月16日 05時25分53秒 | owarai
『好奇心のまなざし』

「明日、自分が死ぬとしたら、
今日を一生懸命に生きていないの
はいやだ」これは僕の思いです。

「いつ死んでも悔いはない」とい
う意味ではありません。

起きて、仕事をして、テレビを見て
おしまい。それが人生最後の日なん
て、死んでも死にきれないくらい
悔しいと思うのです。

だからといって、夢のような出会い
やわくわくする冒険で日々を彩りた
いわけではありません。

明日で命が終わるとしても、後悔
せず、おだやかに世を去る方法

それは、今日をていねいに生きる
こと。これだけだと僕は思います。

ていねいに生きるには、その日が
大切な一日であることを思い出さ
せてくれる、きっかけが必要です。

何か一つだけでもいいから、暮らし
に新しさを投げ込みましょう。

毎日を新鮮にする一番の方法は
好奇心を持つこと。

ありふれた今日に潜む、新しさ
を見つける好奇心
なんともすてきな響きだと思う
のは、僕だけではないはずです。

新しさを見つける朝が、はじまり
ます。かけがえのない一日になり
ますように。





―ささめごと・私語ー

2017年09月16日 05時22分01秒 | owarai

消えそうなほどかすかな風が

耳元に アイシテイル を
運んでくるとき

わたしは 孤独のない海で

あなたへ寄せる 波になる

【男女の間の恋のささやき】

内証話、ひそひそ話、ささやきごとの
意ですが、特に恋に限定した場合は、

男女のむつごとや、恋のささやきの
ことをいいます。

耳もとで小声でささやくので、
「耳語」「耳ごと」などという
言い方もします。

「私語」というと一般には、若者や
おばさんが、場所もわきまえずに
喋っている印象がありますが、

「ささめごと」という言い方に
変えると、とたんになまめかしく
秘密めいて、男女の愛の世界が
開けるのですから、
言葉の力とはたいしたものですね。

新内では「浮寝のささめごと」な
どという艶な言い方をします。

※新内 しんない
「新内節(ぶし)」の略。
浄瑠璃(じょうるり)の一種。鶴賀(つるが)
新内が語り始めたもの。心中(しんじゅう)
物などを題材とし、哀調の中に花やかさ
があるのが特色。

舞台から離れ、花街などの流し
として発展。

哀調のある節にのせて哀しい
女性の人生を
歌いあげる新内節は、遊里の
女性たちに
大いに受けた。

無名の人

2017年09月15日 14時01分27秒 | owarai
この世には根性を貫いたがゆえに、
破れ去った人だっていっぱいいる。
純粋であればあるほど、この世で
は敗れざるを得ない。

まったく無名の人物でも、素晴ら
しい、己を貫いた尊敬に値する
人物はいっぱい存在したはずだ
ろう。

そういう人間の運命の方に、ぼく
は加担したいな。



ウナギはなぜ刺身で食べないか

2017年09月15日 11時40分48秒 | owarai

ウナギを刺身にしないのは、
うなぎの血液中に強い毒が
あるから。

この毒は特に目に悪く、血が
目に入ったら激痛を感じます。

血液は、薬になることから、イ
ボ、夜盲症、けいれん、腹痛
によいといわれます。

しかし薬になるということは、
使い方をあやまれば毒にも
なるわけです。

ただしこの毒は熱に弱く、煮たり
焼いたりすると、たちまち消えて
しまいますから、

刺身よりもかば焼きの方が安全
のようです。




おはようございます

2017年09月15日 04時49分05秒 | owarai
きれいな女のひとに会っても、ただ
きれいだなと思うだけで、さして
気にとめないことが多いのに、

いっぽう、きれいだとも思わない
のに なにかと惹きつけられる
人がいるだろう。

そして、その人がすばらしい女性
だったら、つきあっているうちに、
内のほうから美しさがかがやいて
くるような感じで、ついには、

ほんとうにきれいであるような
気さえする。
そんな人は、美しい。

『愛の予感』

2017年09月15日 04時41分44秒 | owarai
もっと素直にすることだ。自分の
胸の内の本当の声に忠実に生きる
ことを、そろそろ学ぶべきじゃな
いか。

『にがいチョコレート』
持ち札が底をついてしまわない
ようにする方法はただひとつ。
たゆまざる充電。自分自信に
種を播き、こやしをやり、豊か
に実らせる。

ありのままのあなたを愛して
くれるのは初めの二年間だけ。
ありのままのあなたじゃ、魅
力がない。

たゆまざる進歩がなければ、
成長はそこで止まる。

「恋の風向き」

2017年09月14日 17時55分47秒 | owarai
人との関係というのは、一方
通行ではありえない。相手が
打ってきた球をちゃんと打ち
返せるだけのもが、自分の方
になければその関係は長続き
しない。

力関係がひどく違うと、あなた
の打ち返すボールはネットに
ひっかかってばかりいるだろう。

そうなるとゲームにも何もなら
ないから、彼はそのうち退屈
して、他のもう少し上手なプレ
イヤーを探し始めるにきまって
いる。

ボールを上手に打ち返すこと
が、人との良い関係を結ぶと
いうことである。

相手がとりやすいような位置
にボールを打ち返す心遣いも
大事だが、時には相手がびっく
りするようなスマッシュをきめ
るのも、新鮮ではないか。



「微香」

2017年09月13日 19時39分35秒 | owarai

考えてみれば、香りはなかなかの
曲者である。何も語らない。その
くせ饒舌である。

私たちの無意識に訴えかけて、そ
の行動をさりげなく支配する。

順番からいえば、花はまず香りから
抜けてゆく。形を保ちながらある日、
香らなくなる。

香りの抜けた花は、すでに美しさの
ピークを過ぎている。

ということは枯れる前に形だけの花
が存在する。昨日と同じように咲き
ながら、もう芳香を放たない花を見
ると、何やら淋しくなる。

文章を書いていると、香らないと思う
ことがある。そんな時、文章としては
形は整っていても、失敗作だと思う。

薫りは作品の色気につながり、生命力
につながる。躍動する生命力が感じ
られない文章なんて、意味がない。

立派な文章を書きたいわけではない。
美しい文章も要らない。ただただ、
匂い立つ文章を一編でも良いから
書けたらと思う。

そういえば最近、季節の香りを感じ
ることが少なくなった。昔ほど木の
芽が匂わなくなった。

柚子も同じだ。匂わない木の芽
や柚子なんて、お吸い物の中で
邪魔なだけだ。

多分、女性も同じだろう。
形だけ美しく飾っても香らなく
なったら・・・・・。

そう考えると、女でいることを
大切にして欲しい、と切に思う。