余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

鍵をあけ

2022-05-07 01:00:24 | レターの膜(短歌)
鍵をあけ
開かずの扉の
ノブに
ふれ鼓動と
同意し刻み込む
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道に倒れ

2022-05-07 00:59:14 | 綾取りの塔(短歌)
道に倒れ
押し潰されて
穴だらけに
入り浸るのは
影法師
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僕の詩

2022-05-07 00:55:06 | 天秤の詩
色のついたものを
僕の詩とする

匂いのあるものを
君の詩とする

音のあるものを
詩の本質として

触れえるものを
詩人と呼ぶ
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僕の詩

2022-05-07 00:54:23 | 天秤の詩
色のついたものを
僕の詩とする
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突きぬける

2022-05-07 00:53:12 | 天秤の詩
天まで届け
大気圏を通り抜けて
ブラックホール
全てを飲み込む暗黒の穴
飲み込まれたものは芥子粒となる
有象無象の低音で
そこは天とは呼ばないか
天まで底まで
這いずるのが慣わしなら
俺はそこで立ってみせよう
天まで届け
俺の鳥
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