余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

にじむとき

2023-02-12 23:57:17 | レターの膜(短歌)
にじむとき
空を見ても
だめなときは
いたいのいたいの
とんでいけよ
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ボロ屋の春秋

2023-02-12 23:56:35 | マイブック(あ)
「ボロ屋の春秋」
      梅崎春生 著

突飛な話ではなく、胸に染み込んでくるような、
どの話も印象に残る。
黒い花は暗い話がだ、
その他の零子、拐帯者、猫と蟻と犬、
ボロ屋の春秋はどれも心に残る。
忘れられない人、拐帯とは持ち逃げのこと、
ゆうことをきかない犬、
ある男と一緒に住むことになってしまった絵描きの男。
ありふれた日常に、ふとあの時なんてことを
思ったことが虚から実へとなる。


覚書
虚に居て実をおこなう
松尾芭蕉
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