余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

やわらかな

2023-02-01 00:56:07 | レターの膜(短歌)
やわらかな
砂を踏んで
さらさらと
雲間の光が
あたるこの場所
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たそがれてゆく子さん

2023-02-01 00:47:55 | マイブック(あ)
「たそがれてゆく子さん」
      伊藤比呂美 著

日々をおう。
いや日々をおっていく。
日々を綴っていく。
いや綴っている。
ズンバを踊り、犬の散歩をし、テレビドラマを見て、
夫の介護をし、夫が死に、一人になり、書いて、
カリフォルニア、熊本、東京とあちこちを行き、
子供とふれあい、夫のことを思い、考え、
お金のあれこれもあり、植物に水をあげ、
セックスのことももちろん思考に入れ、性を生きて、
熊本地震はあり、瀬戸内寂聴さんと対談し、
あたしはあたし。
熊本に行けばあえた石牟礼道子さんは亡くなって。
詩人伊藤比呂美節で生活を書く。
最後に三編の詩があって、詩人を垣間見る。
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