余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

焼野まで

2024-11-18 00:18:05 | マイブック(ま)
「焼野まで」
      村田喜代子 著

東日本大震災の翌日に子宮体ガンの宣告を受けた女性。
セカンドオピニオンをとおして、
さまざまな選択の中からエックス線照射治療を受けることに決める。
著者の実体験が交わっている物語。
病というどうしようもできない、人間に巣くってしまうもの。
どう向き合い歩みを求めていくのか。
くねくねの道を彷徨いながら、時折夢へと忍ばせながら。
生と死を見詰めていく。

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