余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

詩のあり方

2021-09-07 21:51:14 | 天秤の詩
エネルギーがいりすぎる
読みいるまでの浸透が
広がりを拒むのか
ハッピーエンドはどこへやら
悲しみでおおわれるのは詩のせいか
いやんなっちゃう
ふさわしくあるのは詩と
誰もが口をそろえて言う
これまたいやんなっちゃう
詩人はきらい
だが詩人はいない
そうともとれる詩の世界観
解き放たれた微熱は
夢と現をいったりきたり
詩人なんていないのといっちゃう
みんな嫌い
好きだけど
細胞のはしっこがぷちんとつぶれる
詩になっちまった

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