余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

いくらまっても

2021-02-25 22:10:09 | リンゴのいろ(短歌)
いくらまっても
季節が来ない
去年から
童話だったね
悪いこだれだ
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言の葉は

2021-02-24 23:08:24 | ウイルス時代(短歌)
言の葉は
ぼくに降り注ぐだろうか
願わくば朱に
染め抜いてくれ
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線引きの

2021-02-24 22:59:36 | ウイルス時代(短歌)
線引きの
果ては崖の
下をみている
ふわついている
ようなダンス
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五十音の

2021-02-24 22:52:47 | リンゴのいろ(短歌)
五十音の
ハ行を頼りにして
ピントを合わせて
指をはわせる
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群青の

2021-02-23 23:02:59 | リンゴのいろ(短歌)
群青の
雨のふるまに
我はたち
粒を言葉に
変えてゆきたく
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