記入者:東洋硬化.小野
本3月26日12時半より、CRAFT主催事業として筑後市の石井熱錬さんで真空浸炭
装置見学会を催しました。CRAFT会員企業が6社16名、ゲスト企業が1社1名、久
留米高専からお二人の先生もおいでになりました。

(石井熱錬さんからは、石井社長と技術スタッフ2名でご説明いただきました)
まず、座学にて、
①浸炭焼入概要&目的
②浸炭焼入のポイント
③浸炭焼入の現在と真空浸炭の特徴
④浸炭焼入の今後
と、レジュメ付きの詳細説明。
その後、熱処理炉出入と油冷作業を見学し、新工場棟に座っているIHI製の真空
浸炭装置前へ。

(青服が説明して下さっている石井社長)
真空浸炭の特徴は、
●硬化層が深い浸炭焼入処理の短納期化
●粒界酸化が無い
●細穴奥への浸炭が可能
●極く浅い浸炭焼入が可能
●処理後の金属肌がほとんど酸化せず後工程として仕上げを行なわずともよくなる
●炎が出ない為爆発の危険性が無く、CO2の排出も無い
●休日等の無人運転が可能
●長休み明けに炉内を炭素リッチ雰囲気にする必要が無く、スピーディーな炉の立
上げが見込める
●オーステナイトステンレス等の難浸炭材に対して高濃度浸炭を可能と出来る
等々、半可通である僕でさえご説明聴くにスグレモノであることが理解出来ました。

(真空容器前にセッティングされた被処理品が装置内へ。加工可能サイズは長さ
600mm強)

(見学は30分ほど)
見学後、会議室にて質問タイムを30分。トータル1時間半の見学会でした。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
本3月26日12時半より、CRAFT主催事業として筑後市の石井熱錬さんで真空浸炭
装置見学会を催しました。CRAFT会員企業が6社16名、ゲスト企業が1社1名、久
留米高専からお二人の先生もおいでになりました。

(石井熱錬さんからは、石井社長と技術スタッフ2名でご説明いただきました)
まず、座学にて、
①浸炭焼入概要&目的
②浸炭焼入のポイント
③浸炭焼入の現在と真空浸炭の特徴
④浸炭焼入の今後
と、レジュメ付きの詳細説明。
その後、熱処理炉出入と油冷作業を見学し、新工場棟に座っているIHI製の真空
浸炭装置前へ。

(青服が説明して下さっている石井社長)
真空浸炭の特徴は、
●硬化層が深い浸炭焼入処理の短納期化
●粒界酸化が無い
●細穴奥への浸炭が可能
●極く浅い浸炭焼入が可能
●処理後の金属肌がほとんど酸化せず後工程として仕上げを行なわずともよくなる
●炎が出ない為爆発の危険性が無く、CO2の排出も無い
●休日等の無人運転が可能
●長休み明けに炉内を炭素リッチ雰囲気にする必要が無く、スピーディーな炉の立
上げが見込める
●オーステナイトステンレス等の難浸炭材に対して高濃度浸炭を可能と出来る
等々、半可通である僕でさえご説明聴くにスグレモノであることが理解出来ました。

(真空容器前にセッティングされた被処理品が装置内へ。加工可能サイズは長さ
600mm強)

(見学は30分ほど)
見学後、会議室にて質問タイムを30分。トータル1時間半の見学会でした。
大変勉強になりました。ありがとうございました。