第一部:19時~20時 45分講演 15分質疑応答
日本との経済、政治において大変交流の深いタイ王国についてタイ政府観光庁の花栗佳江様に講演いただきました。今年の6月のタイ海外研修に向かう面々には特に大変興味深い話をしていただきました。
まず最初にタイの現在の人口(6609万人)や民族、宗教人口(仏教94%、イスラム教5%)、輸出入の貿易額などの概要をご説明いただきました。
昨今のタイ経済は2020年に観光立国という背景もありGDPが-5%と低下しましたが、2022年にはプラスに転じており2-3%程度に回復しているようです。観光立国という背景からタイの名目GDPは第三次産業が56.3%でトップ、次に鉱業や製造業の第二次産業が32.3%、そして最も就労人口の多い第一次産業が8.7%となっています(2021年)。
就労人口に対して第二次産業が多いのが特徴で、「アジアのデトロイト」と呼ばれるほど自動車産業が活発です。第三次産業に関しては昨年の国ごとの入国者数でトップがマレーシアの456万人、次に中国の352万人、3位が韓国の166万人、4位がインド163万、5位がロシア148万人。日本はトップ5か国に入らずいまだ日本人はコロナ禍の影響を引きずって来タイ者が少ないようです。
後半ではタイ人は「根底には自国愛・自己愛と高いプライド」いう気質がありサバーイ(快適)的な考えで無理をしない、輪廻転生の考えで寄進することで浄化されるという考えなどがあり、一般的におっとりした感があるのですが、プロジェクトなどで遅れ気味であっても最後は一気に頑張って期日までに完成させてしまうという興味深い特徴があるそうです。
第二部:20時15分 20時45分 講演 質疑応答
小林鋳造 稲積様によるM&Aの経緯やM&A後の社内の状況などをお話ししていただきました。
M&Aのお話を持ってきてくださったミスターX氏の存在や新たに始める生産業務で従業員と間の苦労話など話せる範囲でいいということでしたけど、ほとんどお話していただいて、こんなM&Aもあるのだなと身近での体験を講演をしていただきました。
例会 及び 懇親会には多数のご出席をいただきまして担当より深く感謝申し上げます。
一月例会担当
稲積 七條 山田 中村 西田
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