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8月8日、くしくも、ライオンズゲートのど真ん中の日
待ちに待った静御前様の魂を御神体にお入れする日
涼しい朝を迎えつつ、朝6時、夫と私は、鈴ケ神社に、お供えとお花を用意しにでかけた
供養等と一宮の前で、準備しはじめていたら、小さなカエル🐸が、出迎えてくれた
そして、夫がほら見て、と教えてくれた先に、私の頭の上で、一度、くるりと回転して、通り過ぎた黒いアゲハ蝶がいた
微かな音だが、夫のガラケーの、着信音が一度、ジリリリリーン、と、鳴った
だから、夫に、携帯がなったよ、と教えた
夫がポケットから携帯を取り出して、開いてみせた
着信の、記録はないよ、ほら
と、携帯の画面を私に見せた
本当だ、今携帯がなっていないなら、なんで??と、言っているやさき、
今度もまた、微かな音で、でも、聞き慣れてない音楽が、2回か、3回、私にだけ聞こえてきたようだ
チンチロリン、チンチロリン、
といったような、初めて聞く着信音
どうやら、鈴ケ神社の山一帯、結界が張られて、静御前様の魂入れの準備はなされているようだ
神社の準備はおわり、一度、昨夜から泊まっていた姉の家に戻り、今日の行事に協力してくれるメンバーたちと、朝食をとった
夫から指示があったのは、軽い朝食にして、大根を薄くカットして、一枚一枚味噌を少し乗せて、一人3枚食べる事、であった
これは、神事のための清めになるらしい
朝食を済ませて、いざ、神社の麓にまずはむかった
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川原から、今からの行動の説明があった
そしてアマラ京子さんが、四方の鈴久名地区のスピリットに挨拶してくれた
母の、クニ子を先頭にして、ついで夫の一三、その後ろは自由、ということで、スタートした
空の青さが深くて清くて、凄く素晴らしくて、見えないスピリットにサポートをもらえている安心感があった
静御前様がまつ、赤坂山へ一行は向かった
だんだんと草が、というか、わらびが背丈ほどまで高く生い茂っていたから、方角がわかりずらかったが、地元の人間クニ子が迷わず、案内したから、本当によかった
現地につくと、夫一三が、結界を解いた
この時、一同に重くのしかかるものがあったが、茶っぱを混ぜた塩で、各自で清めた
そして一三の頭の上に静御前様が上がられた
二人のお供は、一三の肩に手を乗せた
そして、もう一度結界をしいた
元はお墓であった土地なので、まがまがしいものが、外に出ないように、誰かが、結界をはっていたようだ
なので、一度結界をといて、御前様とお供のお二人を自由にさせることをしたようだ
そして、下山するとき、再度結界をはった
下山するとき、一三があちらこちらキョロキョロするだろうけど、それは神様が見渡しているのだから、気にしないでくれ、と、事前に
一三から、聞かされていたとおり、途中キョロキョロしたり、水路の水に手をやり、気持ちいい、と、凄く新鮮だと、喜んでいたようだった
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神社本殿に息を切らしながらやっと、登って行った一三であった
一三が重そうにしながら、神社の中に頭を入れるような格好をした
京子さんが、どうぞ、お入りください
どうぞ、と、サポートしてくれた
無事に魂は入られました
ほっとしました
安堵しました
長い年月であった事でしょう
川原一三が教えてくれたことがありました
静御前は、最後はやはり、お産で亡くなられていたこと
体力もなく、栄養も足りていなかったようで出産のとき、力尽きてなくなられたというのです
そして、クニ子に、自分の子どもに、お線香一本あげて欲しい、と、メッセージをおくったのだそうです
しかし、クニ子は、大袈裟にとって、赤ちゃんの着る着物を、奉納したのです
クニ子にしたら、それから、赤ちゃんの夢を見なくなったから、着物は、正解だった、と、思ったのですね
ストレートにキャッチできてませんでしたが、一応、当時別当だった私の親は、春彼岸のときは、お寺に静御前親子、の、供養を何十年とかかさずにやっています
一三は、そして。感心していたことがありました
静御前は、今は義経と住む世界が違うので、会えないのだそうです
それでも、いまだに、一途に義経のことを、好きなのだそうです
なので、人々の恋愛を、成就させたいと心からおもっている神様なので、縁結びの神様であるらしいです
川原一三は、別当の関係者である家の娘、私となぜか再婚した
そして、いま、年老いた私の親の代わりに、別当になった
そして、神様の魂入れという、御前様の希望が叶えられたのだ
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