うちの夫が、龍神の石を探しに、本日現地に入りましたっっ
同行したのは、私の義理兄。
私と姉は、姉の家で自宅待機。
結果は
見つからなかった、と、男二人ものの30分くらいで帰ってきた。
本物の石は、鈴ケ神社の裏の、山際にあったと思われる。それが、20年ほど前に道路拡張のときに、工事で、山際が削られて、そしていらない土を捨てる場所のスペースにされてしまったようだ。
今日ヤコブ夫が、現地にいってみたところ、霊視で見た、ヤカン型の石は、そこいらに、見当たらず、どうやら、土砂の下に埋まっているようだ、と、感じたらしい。
よって、本物の石を掘り当てるのは、工事機材が必要となり、大工事になりそうだ。
なので、本物の御神体の石は、探すのは今日で終わり。今からは、龍神に、姉夫婦が、これだ!という、石を見つけてきて、その石に、龍神様に入ってもらう。
龍神様。そう、元は鈴久名に祀られていた龍神様だ。
いま、神社の裏手の土地は田んぼが広がる。だが、数百年前は、神社の裏は、池があったのだ。池と、どこかの閉伊川が、繋がっていたらしく、この池に、しゃもじを落としたら、新里の閉伊川に浮かぶ。という、地元の古い話がある。
昔、神社の山は女人禁制であった。鈴久名の新谷の家の、目が見えないイタコがいて、自分は、神に使えるイタコであるから、といって、山に上がったそうだ。目が見えないから、自分の犬と一緒に山に登り、神社の中腹あたりまで来た時、突風が吹いたそうだ。
イタコと犬は、この突風に煽られて、当時あった、神社裏の池に落ちて亡くなったのだそうだ。
この池から、イタコと犬の、化身の石が見つかったので、この石を、神社の山の中腹において、今でも大事に祀っている。
今土の下になってしまった龍神様は、当時は、池の淵で、池を守る龍神様だったようだ。それが何百年かたったのち、台風なとにより、地形がかわり池の水も無くなり、自然に龍神様の存在が地域から、忘れ去られてしまったのだ。
龍神は、眠った状態でおとなしくしていたようだが、今から、20年前に、登記上の、持ち主の意向で、工事用の現場に利用されたらしいのだ。
当時私の父親は、自分の土地なのに、勝手なことをされた、と、言って怒っていたのを覚えているが、登記上、他人様の土地になっていたようで、関与はしてこなかったのだ。
今回は、土地の持ち主に、了解を得て、龍神様の石を、快くさがさせてもらったのだ。
当時は水のそばに祀られた龍神様。今回は鈴久名川を、見下ろす場所に鎮座させたいと思っている。
早池峰の山の水が降りてくる清い川で、しかも目の前はすぐに滝になり、さらに下に閉伊川の水が流れ合流する。
思えば、龍にとっては、自然のエネルギーを沢山受け取れる場所なのだな。
日本の川は激流だ。早い流れの水が時々石にぶつかり、弾いた水しぶきは、マイナスイオンを発生させる。滝はマイナスイオンを更に増幅させる。
マイナスイオンが、 豊富な日本の大地は、まさに、八百万の神様たちがおわすところだ。
私が数年前に、鈴久名の川に落ちる龍?の、夢を見たことがある。
1メートルくらいの、直径の黄色っぽい胴体で、そして、胴体全体に、頭から尻尾まで、左右に長いヒレが、ヒラヒラと、付いていた。
1メーターくらいあるヒレだから、私は自転車にのっていて、ヒレの上を通過してしまったのだよ。もちろん夢での話。
通過したあと、龍は、脇にある川にドボン、と、入った音がした。
そんな夢を、時々思い出す。
今から20年前に.龍神様の土地に工事の車が入り、石が埋まってしまった。
私の親父がおかしくなったのもその頃なのだ。
何かにとっつかれたかのように、顔が変わったりした。
そして。神社の参道の土を削り始めたのもこの頃からだ。奇行としか言えないが、本人はいいことをしていると主張して、誰のいうことも聞きやしない。
毎日外にでて、土をいじり石を、掘り起こすのだよ。何年間もそうしてきた。
狂ったのだな。私はおかしなことをする親父と、よく、喧嘩した。だが。
静御前は、この、親父をなぜか。守ってきた。
不思議であった。
いま、龍神の、石をさがしている、と、親父に、姉がつたえた。そしたら、親父、
俺は、石をほるのは、やめる。俺の役目は終わった。
と、
と、
言ったのだ。
20年
20年.止められなかった親父の奇行
それが、いま、ここに来てピタリと、止んだ。
私の父親は、てんで、利口でなくて、ワガママで、どうしようもない人かもしれない。が、私ら三人の、子供は、いじめないで育てた。孫である私の子どもらも、いじめないできた。
龍に、祟られてきた20年だとしたら、親父がそれを、うけてくれたおかげで、孫たちに、悪い影響は及ぶことはなかった。せき止めていたのだな、親父は。
龍神も、頼るのは結局、神、仏を信じる人を頼るから仕方ない。
遅くはなってしまったが、私からしたら、20年越しの解決だが、龍神にしたら、何百年越しの解決だ。
世の中
無駄なことは
ない
世の中
身の回りで起こること
全て
神ごと
仏ごと
魂ごと
全てに意味がある
親父がここ、20年の間、人様に恨みつらみ、口にしてきたことは、本当は龍の気持ち、怒りだ
鈴久名の人たちは、恩を忘れてる!と
よくいっていたのは、
かつて
鈴久名の地を守ってくれていた龍神の怒り
数百年かかったが、
復活させよう
龍神様に力を与えよう
誠ひとつの心で
写真の猫は20才くらいになった、姉の家の、マロン。年老いたけどヤマネコだと思うんだ。マロンは、まきフトーブのそばで毎日寝ている利口な猫だ。