私の一番下の娘は小学校時、一週間に1日か2日は休んでいました。中学になり、ほとんど教室にはいかないようになりました。
高校になっても、すぐに不登校になり、家に引きこもっていました。
外に出ないと楽しいことがないと、私には感じたので、一度、この子にブちぎれたのが、高校一年生になったばかりの数週間後のことだったと思います。
頭にきたというか、悲しいというか悔しかったのですね。せっかくの社会復帰のチャンスを、このままのがしてしまうのかと思うとね。この子ならね、少しの勇気があれば、何とでもできるってわかったのです。なので、心の底から悔しくて、本人に怒ったのですね。
あの時のことを、きっとこの子も受け止めて下記の卒業文集に書いたのだと思います。
高校三年の頃には、通学が苦にならなくなり、集団に入って活動できました。
元は自閉症のような子供だったので、チック症も強く出ていたのです。なので学校に通えなくなったのが、実は必要なことであったのです。たとえば、風邪をひいて熱があるのに無理して学校に行って、ますます風邪をこじらせてしまうといったような現象を避けることが出来たわけです。不登校時期は、本人のチューニング時期でありました。でも高校に入ったとき、やっと本来の自分を社会的な立場において表現できると思えていたのです。
でも簡単にいくわけもなく、2年くらい時間をかけて集団生活に慣れていきました。最後は先生にも感謝されながら卒業できました。今はバイトをし始めたり、友達を読んで、ピザまで注文してわいわい楽しんでおります。つたない文章ながらも、よく書いたもんだと思う親ばかであります。私の子、それぞれに個性的で手がかかりましたが、子供たちが仲がいいことが、私には宝であります。すべてのことに感謝です。
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