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京都に移住してきて
この街で暮らしていると、
京都というのは
まるで御伽の国ではないか、
自分は、なにやら不思議の国に迷いこんだ
アリスのようだ、、、、
と想うことがある。
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こういう感じ方というのは、
なかなかうまく伝えることは難しいのだが、
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たとえば、冒頭の写真、
上段はビックカメラセレクトの入っている
三角屋根の建物、
下段は京人形の老舗、田中彌のお店
それぞれの夕景だが、
なんとなくメルヘンチックで
御伽の国っぽくないだろうか ?
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そう言えば、街を行く若者たちはみんな
最近流行りの京都を舞台にした
ファンタジー小説の作中人物のようだし、
そもそも京都人の行動というのも
不思議の国のトランプの兵隊のようで
謎に満ちている。
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いずれにしろ、
老後(余生)を過ごすなら
こんな愉快な街
で暮らすにこしたことはない。
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下は、小林玖仁男さんという方のエッセイ
「死ぬなら、京都がいちばんいい」。
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死ぬなら、京都がいちばんいい | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
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以下は、「死ぬなら、京都がいちばんいい」の内容紹介。
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「 命の終わりを意識した時、
いちばん美しく見える都は京都以外に考えられない。
ありそうでなかった。最期の日々を過ごすための、京都ガイド。
余命は平均で約2年半、長くもっても約5年、という宣告を受けた。
突然の難病宣告に恐れおののき、死ぬという現実を見つめ、
身辺整理を済ませ、死と向き合い、最期の時を待っていた。
しかし、友人の「最期に京都に住めば」というひょんな一言から、
大好きな都、京都で最期の時を迎えたいと思い立ち、
埼玉の自宅を捨て、京都に引っ越してしまう。
京都で人生の最後にやりたいこと、食べたいもの、会いたい人、見たいもの。
最期の時のための京都ガイド 」
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「 難病で余命わずか。
生まれる場所は選べなくても、死ぬ場所は選べる。
間質性肺炎を患った著者が人生の最期に京都で見て、
食べて、考えたこと。
「銀閣寺」の終焉の美に魅了され、
「哲学の道」の葉桜のはかなさに心打たれる。
人生最期に味わいたい ! 究極の古都ガイド。
第1章 そうだ、最期は京都に棲もう
第2章 「終の棲家」生活の極意
第3章 最期の京都がもたらす幸せ
第4章 京都の街に溶け込んで生きる
第5章 悔いなく人生を全うする智恵
著者について
1954年生まれ。
埼玉県北浦和の有名会席料理屋「二木屋」の主人。
薪能の開 催でも知られる同店は、
国登録有形文化財にも指定されている。
著述家とし ても活動、絵や書もたしなみ、
郷土玩具研究家、雛人形研究家でもある。
著書に『あの世へ逝く力』(小社)。 」
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