老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

石原慎太郎晩年の「老い」と「死」をテーマにした作品群(その1) ~「死者との対話」

2022年05月17日 | シニアライフ&終活

( kindle版あり )

「 石原慎太郎、最新短編集。

自らの老いと死を直視する

作家の透徹した眼――。

作家として、政治家として

活躍してきた著者も齢87を迎えた。

忍び寄る死の影をも直視しつつ綴った

珠玉の七編を収録。

「それで一番何に痺れて興味があるのかね」

「それは端的に俺が死ぬことだろうな」

(本書収録『――ある奇妙な小説――老惨』より)

インパール作戦で多数の戦友を失った男が

戦後にとった行動とは?

(『暴力計画』)

死に直面する作家が自在なリズムで自己と対話する

(『――ある奇妙な小説――老惨』)

末期患者と看護人の間に芽生えた奇妙な友情

(『死者との対話』)

ある少女を襲った残酷な運命

(『いつ死なせますか』)

切れ味の鋭い掌編の連打

(『噂の八話』)

「これは私の一生を通じて唯一の私小説だ」

(『死線を超えて』)

ヨットレースを引退した男の胸に去来するものは

(『ハーバー桟橋での会話』)    」(内容)

( kindle版あり )

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