老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

ニッポンこれで大丈夫 ? 〜 ワクチン接種会場は、さながら日本の近未来の縮図 

2021年07月03日 | 投資 &  国際情勢

先日、港区の赤坂にある区民センターで

2回目のワクチン接種

をすませたのだが( → コチラ )、

港区はその時点では

64歳以下の接種を

まだ開始していなかったこともあり

会場は(医師や港区役所の方など

主催側や付添人を除き)

65歳以上の方ばかり。

ひと口に「65歳以上」といっても

さまざまで、中には

この女性(ひと)ホントに

65歳以上なの ?

と想うような所謂「美魔女」

などもおられるのだが、

当然のことながら

いかにも高齢者然されている方

(ようするに「年寄り」)

のほうが圧倒的に多い。

家族に付き添われた老人もいれば、

大声で同じ質問を

案内の担当者に繰り返し

している老女もいる。

若者で溢れる渋谷や

京都の寺町京極を歩いていると

普段はあまり気づかないが、

これがむしろ日本の実相であり

ヒタヒタと迫る

日本の近未来の姿 

なんだろう、、、、

ワクチンの順番を待ちながら

そんなことを考えた。

冒頭に掲げたのは、

ベストセラーになった

「未来の年表」の続編

「未来の年表 2」

に掲載された図だが、

著者の河合雅司さんによると、

近い将来、

日本の街という街は

高齢者で溢れる

ようになるらしい。

自分自身が65歳以上なので、

いかにも無責任に聞こえそうだが、

ニッポン、

これで本当に大丈夫なの ?

下は、その「未来の年表 2」。

( kindle版あり )

「 本書は、『未来の年表』の続編である。

ベストセラーの続編というのは大抵、

前著の余勢を駆った「二匹目のどじょう狙い」である。

しかし、本書は決して二番煎じをしようというものではない。

「人口減少カレンダー」だけでは、

少子高齢化という巨大なモンスター

の全貌をとらえるには限界があった。

だから今回は、全く違うアプローチで迫る。

今回は、少子高齢化や人口減少が

人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、

あなたの生活に即しながら明らかにする。

言うなれば、これからあなたに起きることを、

お中元やお歳暮のギフトカタログのように

一覧してみようというのだ。

前著『未来の年表』が

年代順というタテ軸を用いて俯瞰したのに対し、

本書は起きる出来事を「ヨコ軸」、

すなわち面としての広がりをもって眺める。

少子高齢化や人口減少で起きることを、

家庭、職場、地域社会といったトピックスに分けて

カタログ化すれば、

さまざまなシーンを「あなた自身の問題」として

具体的に置き換えることができる。

そしてそれは、10年後、20年後の日本で

うまく立ち回っていくための指針となる。

<目次抜粋>

人口減少カタログ/

庄子家の一日に起きたこと

第1部 人口減少カタログ

序  国民の5人に1人が、古希を超えている

◎伴侶に先立たれると、自宅が凶器と化す

◎亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる

◎東京や大阪の繁華街に、「幽霊屋敷」が出現する

◎高級タワマンが、「天空の老人ホーム」に変わる

◎80代が街を闊歩し、窓口・売り場は大混乱する

◎老後資金が貯まらず、「貧乏定年」が増大

◎オフィスが高年齢化し、若手の労働意欲が下がる

◎親が亡くなると、地方銀行がなくなる

◎若者が減ると、民主主義が崩壊する

◎ネット通販が普及し、商品が届かなくなる

◎オールド・ボーイズ・ネットワークが、

 定年女子を「再就職難民」にする ほか

第2部 今からあなたにできること

序 「戦略的に縮む」ほど、ポジティブな考えはない

1人で2つ以上の仕事をこなす/

家の中をコンパクト化する/

年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する ほか   」(内容)

( kindle版あり )

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