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NHKスペシャル 京都 五山送り火 [DVD] 価格:¥ 3,990(税込) 発売日:2008-07-25 |
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私の学生時代、京大の正門の近くの、吉田神社の参道入り口に、
ナカニシヤという書店があった。
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そのナカニシヤ書店の店内は、普段は、学生など大学関係者で賑わうのだが、
7月の後半から、8月の上旬の時期にかけては、人影もまばらになる。
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祇園祭の宵山や山鉾巡行が終わると、
京都の大学の学生たちの多くは、
旅に出たり、実家に帰ったりで、京都からいなくなるのだ。
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そんな、ナカニシヤ書店に、
ボツボツ人の気配が戻り、
馴染みの顔ぶれを見かけるようになるのが、丁度、今頃。
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大文字(五山の送り火)が近づくと、
全国に散っていた京都の学生たちは、京都に戻ってくるのだ。
(そして、研究室のある建物の屋上など、思い思いの場所から、送り火を見る)
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だから、大文字(五山の送り火)、というと、今でも、
長かった夏休みが終わり、
講義に通う日常がまもなく再開するという、
少しケダルイ、当時の気分を思い出してしまう。
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京都も、まもなく、大文字。
京都の街に、学生たちが、戻ってくる頃だ。
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京の学生文化を歩く―’60‐’70年代グラフィティ (らくたび文庫) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-11 |
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私もよく立ち読みしていました。
確かに夏休みはあちこち行っていましたからね。バックパッカーで日本全国あちこちカニのように行きました。
明日は五山の送り火です。
夏休み、一度、アルバイトをしながら、夏の間、ズット京都にいたことがあるのですが、
7月の後半から、8月の前半にかけて、本当に学生の姿を見かけなくなります。
学生時代、吉田二本松町(京大の教養部のスグ横)に住んでいたので、ナカニシヤは、毎日のように、覗きました。
夏の日の、閑散とした、白く照り返す、ナカニシヤ書店の前の道路が、今でも、マブタに浮かぶようです。
本当に懐かしいですね !