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京都に何年か暮していると、
祇園祭やサクラ、
紅葉の興奮も
それなりに醒めてくるものだが、
何年たっても、
いっこうに
醒める気配がないもの
(醒めるどころか、むしろ
日に日に高じていくもの)
がある。
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それは何か、、、というと
「京都で暮している」
という満足感だ。
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もっと言うと、
「京都で暮している自分」
というイメージ
がもたらす満足感だ。
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それは、ヴィトンやベンツ
といったブランド品を所有する
満足感にも似ていて、
モノを使用することそれ自体
がもたらす満足感でなく
イメージ=象徴
がもたらす満足感(脳内現象)だから
決して減じることはない。
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KYOTO ブランド
恐るべし、、、、
というべきか。
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冒頭に掲げたのは、
拙宅のすぐ近くにあって
毎日のように目にしている
堺町通錦下ルにある
京湯葉の老舗、
千丸屋の店頭風景。
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下は、読売新聞の
京都府版に連載された
「京ターン 魅せられた人々」
をまとめた kindle 本、
「京に住まう ~
古都に魅せられた人々」。
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「京都で暮している、、、
自分が好き」
といった感じ方
の方が多数登場しますよ !
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( kindle版 )
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「 読売新聞京都府版の連載
「京ターン 魅せられた人々」
(2015年1月1日~同年1月7日)
をまとめました。
最近、京都への移住者が増えています。
国内外から観光客を集める古都の魅力、
それだけでは説明できない何かに、
人々が引き寄せられているのでしょう。
職人を目指す関東出身の若者たちや
アメリカ人のゲームソフト開発者、
退職後のセカンドライフ
を京都で過ごす熟年層
など、この連載では、
京都に居場所を求めて
移り住んだ人たちを訪ね、
この街の引力の在りか
を探ります。 」(内容)
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( kindle版 )
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(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ)