老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

七十二候を味わう京料理  ~ 京料理 道楽

2020年09月09日 | 京都の食事処、京料理 & 酒場

「 京都で380年の歴史を持つ「京料理 道楽」。

十四代目の飯田知史による京料理の粋を

季節のうつろいとともに

美しい料理の写真でつづる。

日本には四季があり、

四季は食材に旬を与える。

本書では、七十二候のおおよその日付と説明と

その季節に旬をむかえる食材を

最適な調理法で紹介した。

著者の食材の豊富な知識、その取り扱い方、

道楽に伝わる京料理の歴史が垣間見える。

ふだん店では出さない

「褻(け)のおまわり」 も掲載。

「褻」とは日常のこと

「おまわり」とはごはんのおかずのこと

京都で食べられる代表的なおまわりを9品取り上げた。

また、ひと月のうちで何日に食べるものなのか、

なぜそれを食べるのか、など

京都の家庭料理に込められた思いとは 

江戸時代から続く道楽だからこそ作ることのできる

季節の伝承菓子も十二ヵ月分掲載。

初夏の水無月はもちろん、

初春の粟ぜんざいや、秋の柿ようかんなど。

また、道楽の美意識はうつわにもあらわれている。

樂や永樂、北大路魯山人、オールドバカラなど。

多彩なうつわが料理を引き立てる。

写真ごと、うつわの名前と作家名も掲載。

英文併記       」(内容)

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