◇
( kindle版あり )
◇
「 年を重ね自らの死を意識したとき、
男と女で感じ方や備えはどこまで変わるのか。
生き方の達人どうしが初対談。
年々、夫や妻の気持ちがわからなくなるあなたに送る。
「妻を亡くし、もう生きていてもしょうがない
と思って、青酸カリを手に入れようか
と考えたこともありました」
「僕は下重さんと違って、弱い人間なんです」
……テレビで見せる姿と違い、87歳になって
ひとりで生きることの意味を見つめる田原氏。
それに対し、老境を迎えた生き方について
数々のベストセラーを執筆する
85歳の下重氏はどう答えるか。
定年を迎えたサラリーマンの男たちは
なぜ急に弱くなるのか、
夫を喪った妻と妻を喪った夫の違い、
生きているうちから死後の手続きを始めることの是非、
理想の最後など、
高齢化社会を生きる知恵と名言が満載です。
主な発言)
誰かに求められているという実感
がなにより大切です(下重)
男は定年退職しても、「元○○」なんだ(田原)
断捨離は自分の生きてきた証を捨てるのと同じ(下重)
「朝生」の放送中に死ぬのが理想の最後です(田原)
検査結果が正常値から多少はみ出しても、
それがどうした(下重)
僕は自殺した西部邁の気持ち
がよくわかるんです(田原)
服に気を遣わないのは、
その日を真剣に生きていない証拠(下重)
やることがないっていうのは、
探していないことの言い訳(田原)
開き直るのは女性のほうが男性より得意(下重)
僕は女房の骨をまだ自宅に置いてあるんです(田原)
損か得かという基準でものを考える人は、
例外なくつまらない(下重)
男はね、70代になってもセックスしたいんです(田原)
人間は、昨日と今日で違う自分
を見つけることもある(下重)ほか 」(内容)
◇
( kindle版あり )
◇
(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ)
◇