老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

人生の締め切りを前に  ~ 男と女、それぞれの作法

2021年11月21日 | シニアライフ&終活

( kindle版あり )

「 年を重ね自らの死を意識したとき、

男と女で感じ方や備えはどこまで変わるのか。

生き方の達人どうしが初対談。

年々、夫や妻の気持ちがわからなくなるあなたに送る。

「妻を亡くし、もう生きていてもしょうがない

と思って、青酸カリを手に入れようか

と考えたこともありました」

「僕は下重さんと違って、弱い人間なんです」

……テレビで見せる姿と違い、87歳になって

ひとりで生きることの意味を見つめる田原氏。

それに対し、老境を迎えた生き方について

数々のベストセラーを執筆する

85歳の下重氏はどう答えるか。

定年を迎えたサラリーマンの男たちは

なぜ急に弱くなるのか、

夫を喪った妻と妻を喪った夫の違い、

生きているうちから死後の手続きを始めることの是非、

理想の最後など、

高齢化社会を生きる知恵と名言が満載です。

主な発言)

誰かに求められているという実感

がなにより大切です(下重)

男は定年退職しても、「元○○」なんだ(田原)

断捨離は自分の生きてきた証を捨てるのと同じ(下重)

「朝生」の放送中に死ぬのが理想の最後です(田原)

検査結果が正常値から多少はみ出しても、

それがどうした(下重)

僕は自殺した西部邁の気持ち

がよくわかるんです(田原)

服に気を遣わないのは、

その日を真剣に生きていない証拠(下重)

やることがないっていうのは、

探していないことの言い訳(田原)

開き直るのは女性のほうが男性より得意(下重)

僕は女房の骨をまだ自宅に置いてあるんです(田原)

損か得かという基準でものを考える人は、

例外なくつまらない(下重)

男はね、70代になってもセックスしたいんです(田原)

人間は、昨日と今日で違う自分

を見つけることもある(下重)ほか  」(内容)

( kindle版あり )

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