京都の治水と昭和大水害 | |
植村 善博 | |
文理閣 |
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大型台風の台風19号が首都圏を直撃しそうだ、、、、
というので、
どの報道番組もこの話題でもちきりだ。
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地球温暖化で豪雨などの災害の規模が
従来想定されていた水準をはるかに超えるようになって
いったん災害が起こると
その被害は甚大に及ぶ。
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京都はその点幸いにも
激甚災害の指定云々が問題となるような
深刻な災害はこのところ発生していない。
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それでは京都は大災害とは無縁の都市なのか ?
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その問題を考えるうえで参考になるのが、
冒頭に掲げた「京都の治水と昭和大水害」と
下に掲げた、「京都の災害をめぐる」の二冊。
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災害については準備しすぎるということはないのと同様、
災害に関する知見は多ければ多いほどよい。
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個人的には、京都という街は
伊達に1200年続いている訳ではない
( 内陸に位置し、防災の歴史が長い分それだけ 災害耐性は強い )
という気がしているのだが、さてどうなんだろう ?
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京都の災害をめぐる | |
橋本 学 | |
小さ子社 |
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「 歴史の中に埋もれた災害の事実を、地図と写真とともに解説する、
今までにない京都案内。
京都市内と淀・宇治・南山城地域の、以下のような地点180件について、
1点1点カラー写真と解説文で紹介しています。
・災害の爪痕や、過去の災害に対する人々の思いを感じることのできる地点
・痕跡はなくとも、史料や記録によって災害の記録を残している場所
・その他災害・防災についての理解を深められる場所
・防災や歴史学習に役立つ施設など
史料・歴史用語、固有名詞には丁寧にルビをふり、
過去の地震の概要や、地震現象・測量について解説したコラムも充実しているので、
中学生以上の防災学習にも最適。
これから起きるかもしれない災害へ、備えの「スイッチ」を入れるために――
さあ、京都の災害探検に出かけよう !
著者について
橋本学・京都大学防災研究所所長ほか 」(「京都の災害をめぐる」の内容紹介 )
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