老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「京都の治水と昭和大水害」と「京都の災害をめぐる」

2019年10月11日 | 災害 &  サバイバル術
京都の治水と昭和大水害
植村 善博
文理閣

大型台風の台風19号が首都圏を直撃しそうだ、、、、

というので、

どの報道番組もこの話題でもちきりだ。

地球温暖化で豪雨などの災害の規模が

従来想定されていた水準をはるかに超えるようになって

いったん災害が起こると

その被害は甚大に及ぶ。

京都はその点幸いにも

激甚災害の指定云々が問題となるような

深刻な災害はこのところ発生していない。

それでは京都は大災害とは無縁の都市なのか ?

その問題を考えるうえで参考になるのが、

冒頭に掲げた「京都の治水と昭和大水害」と

下に掲げた、「京都の災害をめぐる」の二冊。

災害については準備しすぎるということはないのと同様、

災害に関する知見は多ければ多いほどよい。

個人的には、京都という街は

伊達に1200年続いている訳ではない

( 内陸に位置し、防災の歴史が長い分それだけ 災害耐性は強い )

という気がしているのだが、さてどうなんだろう ?

京都の災害をめぐる
橋本 学
小さ子社

「 歴史の中に埋もれた災害の事実を、地図と写真とともに解説する、

今までにない京都案内。

京都市内と淀・宇治・南山城地域の、以下のような地点180件について、

1点1点カラー写真と解説文で紹介しています。

 ・災害の爪痕や、過去の災害に対する人々の思いを感じることのできる地点

・痕跡はなくとも、史料や記録によって災害の記録を残している場所

・その他災害・防災についての理解を深められる場所

・防災や歴史学習に役立つ施設など

史料・歴史用語、固有名詞には丁寧にルビをふり、

過去の地震の概要や、地震現象・測量について解説したコラムも充実しているので、

中学生以上の防災学習にも最適。

これから起きるかもしれない災害へ、備えの「スイッチ」を入れるために――

さあ、京都の災害探検に出かけよう !

著者について

橋本学・京都大学防災研究所所長ほか   」(「京都の災害をめぐる」の内容紹介 )

京都移住について考える・「老後は京都で」~トップページに戻る

( インスタグラム版「老後は京都で」は → コチラ )

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月刊京都・11月・紅葉特集... | トップ | きょう(京)は何の日 ? ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

災害 &  サバイバル術」カテゴリの最新記事