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週末の今日(8日)、衝撃的なニュースが流れた。
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イタリア政府が感染者の急増
( → 7日の感染者数は前日比3割増の5883人 )
を受けて、ミラノ、ベネチアを含む
北部広域の大規模封鎖に踏み切ったのだ。
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従来の封鎖措置の対象が5万人程度に過ぎなかったのに対し、
今回は、実に
国民人口の四分の一にあたる1600万人
にのぼるのだという。
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G7 のメンバー国の代表的都市で進むこうした異常事態は、
次はパリか、ロンドンか、ニューヨークか、、、、
といった連想を当然呼ぶから
欧米社会にとっての衝撃度合いは、
武漢封鎖の比ではないだろう。
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週明けの欧米市場はパニックか ?
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冒頭に掲げたのは、午後8時過ぎに配信された
日経電子版の記事。
下は、「日経サイエンス」の別冊として
出版された「感染症」とその内容紹介。
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「 プロローグ 中西真人
CHAPTER1
耐性菌と抗生物質終わりなき闘い
細菌ハイジャック病原菌の巧みな戦略
しのび寄るスーパー耐性菌
耐性菌と闘う新たな抗生物質
新局面を迎えた結核との戦い
淋病の脅威再び
CHAPTER2
昆虫や動物が媒介する感染症
正念場迎えるマラリアワクチン
遺伝子組み換え蚊でデング熱を撲滅
蚊よけの新戦術 嗅覚をだませ
海を渡る日本脳炎ウイルス
インフルエンザ,エイズ,エボラ…未知の感染症を防げ
CHAPTER3
パンデミックを防ぐ
豚はインフルエンザ工場
新型インフルエンザの行方
パンデミック対策のカギ
ワクチン増強剤
パンデミックとバイオテロ
リスク低減のジレンマ
CHAPTER4
エイズ克服への道
エイズウイルスへの挑戦
ワクチン開発は続く
HIVを退治するには
HIVに感染しない細胞
エイズを発症しない人々を追う
CHAPTER5
ポリオ制圧へ 根絶計画
詰めの一手
冷戦下に生まれた生ワクチン
出版社からのコメント
身近な問題でありながら,普段あまり目を向けられることのない感染症。
大地震や原発事故の影に隠れてしまったのか,
パンデミックそのものが遠ざかったかのようにも感じられます。
しかし既存の抗生物質がまったく効かないスーパー耐性菌や,
未知のウイルスによる新興感染症の脅威は弱まる気配はありません。
時間という垣根が取り払われた今,人々は世界中を自由に移動し,
病原体もまた人間ともに広がっていきます。
アウトブレークの危険は以前にも増して高まっていると考えられます。
本書では,ゲノム科学や遺伝子組み換え技術を用いた新しい研究や,
途上国を悩ませるエイズ・結核・マラリアへの取り組みなど,
感染症研究の現在を紹介します 」
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