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五山の送り火というと
今年は何処で観ようか、、、
これを決めるのが
なかなか難しい。
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送り火だけで5つもあるうえ、
それぞれについて
絶景スポットというのが
複数あるからだ。
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結局、今年は京都御苑か
もし余力があれば
出町あたりまで足を伸ばそう、、、
ということにして
散歩がてら歩いて
堺町通りを北上して行ったのだが、
京都御苑の建礼門あたりに
着いた頃から
北の空に閃光が走り
大粒の雨が降り出した。
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しばらく中立売御門で
雨宿りをしていたが
止みそうもないので
タクシーを拾い帰宅。
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自宅のテレビで
NHK の BSプレミアムの
五山の送り火の実況中継を
観ていると
雨はその後小雨に変わり
10分ほど遅れて
五山すべて予定どおり
点火されたようだ。
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冒頭の写真は、
三年ぶりの全面点火となった昨日、
午後7時15分頃
京都御苑の建礼門前
で撮ったもの。
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下は、紫式部の気象の描写は
異様に正確で
まるで平安の気象予報士のよう、、、
とする気象予報士の石井和子さん
の書いた紫式部論。
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紫式部の暗号 | |
クリエーター情報なし | |
三五館 |
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「 そうか、『源氏物語』はこう味わえるのか !
『源氏物語』を「天気」から読むと、
京都はさらに魅力的 !
都の風景は変わっても、
1000年の春夏秋冬は今も変わらず目の前に。
紫式部は平安の気象予報士だった 」(「内容」)
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「 京都を、今よりもっと味わい深く――。
本書は、気象予報士の著者が
『源氏物語』をまったく新しい視点から読み解きます。
「気象」から『源氏物語』に触れると、
京都はいつもより魅力的に映ってくるのです。
紫式部は、科学的といえるほど
精緻に気象現象を描写していた
ことがわかりました。
――そう、
まるで平安時代の気象予報士かのように……!!
紫式部はなぜここまで
気象の描写にこだわったのか ?
本書はその謎にも迫ります !
「 京都を歩くと、
『源氏物語』の気配 を感じることがあります。
山や川、日々の天気や
四季折々の風や光、雨、しぐれ……。
そこに平安人たちの気配を感じることができたら、
どんなに素敵なことでしょう。
ぜひみなさんの新しい目で、
紫式部が気象の描写に込めた
意図や思いを楽しんでください。
私にはそれが、
はるか千年の時を超えて現代に届いた、
紫式部からのメッセージにも思えるのです 」
『源氏物語』に描かれた風と光を、
千年後の京都に
探しにいきませんか ? 」(内容紹介)
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